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【自分メモ】憧れを消化した日のこと①

こんにちは、自問自答ガールズの凛です。
今回はガールズのさやさんと試着旅に出かけた日のことを書いてみようと思います。

前回のお話はこちら。

X(旧twitter)でよく見かけて、なんとなく気になる洋服がありました。
実物はどんな感じなのか試着してみたいけれど通販か直営店(1店舗)しかありません。気軽に試せる環境になく、直営店まで足を運んでまで試着したいかと言われると答えに詰まるのですが、見かけるたびに目が行ってしまうのです。

「素敵だな」「でも、私には似合わなさそうだな」「やっぱり気になる」と思考がグルグル・モヤモヤするぐらいなら試着して私の服なのか違うのかをはっきりさせた方がいいと思い始めていたのです。

そんな気持ちをさやさんにお話したところ、さやさんもそのお店に気になるアイテムがあるという偶然に「じゃあ、二人で(直営店に)行ってみましょう!」となりました。


気になるお店に行ってみた①

直営店がある最寄り駅は初めて行くところでしたが、さやさんがしっかり下調べしてくださって迷わずお店に着きました。
小雨(霧雨)でしたが、店員さんに明るく迎えられて念願の試着が始まりました。

試着記録

本命のアイテムから試着しました。

私の骨格(ストレートタイプ)に合うのか不安でしたが、たっぷりの布の量でもストンと落ちるデザインで想像よりスッキリと着られました。

大きな鏡の前に立って確認した後で店員さんに写真を撮ってもらいました。横からや後ろ姿を見ても悪くない。季節も問わず(ベロア素材だけど夏でもTシャツに合わせて着る人もいるとのこと)納得の人気アイテムでした。

適度な距離感の接客で、構えることもなく店員さんと楽しくお話できたのも嬉しいポイントでした。

その後、商品説明もアドバイスも的確な店員さんに好みのシルエットなどの希望をお伝えして数点お勧めいただきました。
似合わないだろうけど着てみたい」という欲望のままに試着させていただき、鏡の前に立つ自分を見て「うん、似合わない」と実感すること数着。

憧れを消化しました


そもそも、ふんわりと広がるワンピース(ドレス)のシルエットは骨格タイプ(ストレート)から考えても似合うと思えないし、好みだと言い切れるほどでもない。それでも何かが引っかかって着てみたいと思っていたのですが、着てみて「違う(≒ 私の服ではない)」と納得できたのです。

この「違う」と納得するために試着に行ったようなものですが、実際に違うと思えるまでには数着かかりました。
それだけの経験値が必要だったということです。

後日、なぜ着てみたかったのかを考えてみたら「似合わない」と思っているからこそ憧れがあった、着てみてどう思うのかを知りたかったのではないかと思い至りました。

試着させてもらった洋服たちから感じた印象、要素を自分のものと感じられず「似合わない」という結論を導き出したようです。
「隣の芝生は青い」からこそ憧れるのでしょう。



そんな憧れを痛感したのはこちらを試着したときのこと。

トップスはタイトに、ボトムスは布の量は多いけれど広がりが抑えられていて素敵でしたが、試着した自分の姿がどうにもしっくりこないのです。それは黒という色の強さに私が負けているのだろうな、と結論付けました。

(余談)
試着後に店員さんのお勧めに従ってその場でくるくると回ってみました。普段の洋服では得られない感覚が楽しくて、撮っていただいた写真を見ると童心に帰ったかのような笑顔でした。

くるくる回ってスカートの広がりを確認中
(楽しい♡)


しっくりこない理由を探る

しっくりこないのは色のほか、布自体の印象もあるのかもしれないと思ったのが、こちらを試着させてもらったとき。

黒という色から感じる落ち着きや重い雰囲気がありつつも布自体の印象のせいか、そこまでの圧(!)を感じることがなくとても着やすかったです。
店頭にSサイズしかなく着丈が短い印象になり、それもあってどこか可愛らしい雰囲気でとても気に入りました。

着てみたかったアイテムを試着しているのにしっくりこないのは似合っていると感じられないから。
なぜ似合っていると感じられないのか、何が足りないのかを考えて辿り着いた答えは「見慣れないから」でした。

それと鏡に映る姿を見ているうちにヘアスタイルが洋服(の印象)と合っていないのでは?という気持ちにもなりました。この洋服に合うと(個人的に)感じるヘアスタイルがあって、その枠から外れている気がしたのです。


ほかにも店員さんとのお話の中で出てきた「クラシカル(な洋服)」というキーワードが引っかかりました。
私のキーワードには入っていないな、と。

クラシカル(classical)(≒クラシック(classic))
古風なさま

クラシックとは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)


逆に「しっくりくる」と思えたのはこちらを試着したとき。

似合うと思っている淡い色という、その一点があるだけでソワソワすることなく安心できると表情に出ていたようです。
店員さんに「(試着室から出たときに)満面の笑みを浮かべていました」と指摘されるぐらい分かりやすく違ったそうです。

この経験から私のアイテム選びは、似合っていると感じる → ソワソワせず安心して着られる → 自信になる(好きだと思う)と繋がっていることが分かりました。


下調べしていたときに気になったバッグも持たせてもらいました。
こういうカッチリした雰囲気はとても好きなのですが、私の生活の中で実際に持つシチュエーションが思い浮かびませんでした。

「好き」だけでは選べないと気付いた出来事としてここに記録しておきます。

試着は「なりたい」を意識すべし

試着を堪能し、お店を出てからも試着したアイテムとその印象をずっと思い返していました。

駅に向かう道すがら、さやさんが試着されたアイテムがとてもお似合いだったことを伝えたところ「でもコンセプトと合わないんですよね」と返されてハッとしました。

私はずっと気になっていたアイテムを試着できたことと、そのアイテムたちのディテールが自分に「似合うか否か」にばかり気を取られていて、コンセプト、つまり「なりたい」を全く意識せず試着していたのです。

前述の通り「似合う ≒ 好き」なアイテムを選ぶことはあっても、そこに「なりたい」の要素を考慮していないのに気づきました。



ガールズとして、もっと「なりたい」を意識しようと思いました。


長くなったので今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。


この日の試着旅について、さやさん視点のnoteはこちら。↓↓
(さやさんの言語化、素敵です♡)


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