AI時代こそ英語学習
最近、chatGPT等のAIが英語を読み書きする精度が格段に上がりました。メールを作成したり、記事を読んだりするのに英語を学ぶ必要がなくなってきます。
そうなってくると持ち上がってくるのが「英語学習不要論」。AIが英語を翻訳してくれるため、英語学習の必要性が小さくなると感じる人も多いはずです。
AI登場による英語利用シーンへの影響
変わること
英語の記事や論文、また、電子書籍は何の違和感もなく即座に日本語に訳してくれるようになる
英語の文書作成に関しても同様に、日本語で書いた文章を即座に英訳してくれる
多少のコミュニケーションであれば、スマートフォンを通して会話ができる
変わらないこと
スムーズな会話や雑談はできないまま。
英語学習者の2極化
英語翻訳のAIがない時代であれば、ある程度自分で読み書きや会話ができなければ、英語に関する情報取得・交換は全くできませんでした。しかしながら、上記でみたように、スムーズな会話や雑談等を除けば、AIでできるようになって今いました。
そうなるとどうなるか。
英会話をスムーズにしたいという人以外は英語を勉強するモチベーションがなくなってしまいます。その結果、これまではある程度英語ができた層も、英語を勉強しなくなり、英会話をしたい人だけが英語を勉強するようになります
つまり、英語学習をする人としない人の2極化は進みます。
英語話者の価値向上
そうすると、今までちょっとは英語ができていた人という層が減ってしまいます。自分の身の回りでも、せっかくかなり英語を勉強して大学に入ったにもかかわらず、大学中・大学卒業後は英語をほとんど勉強していない人がいます。理由を聞くと「必要性を感じない」とのことです。
必要性を感じない人が増えれば増えるほど、そうすると、国全体としては英語の学力が落ちることになり、相対的に英語話者の希少性が増します。
まとめ
AIができても自然な会話は人間が行う必要がある
これまで英語を学んでいた層がへり、できる人とできない人へと2極化する
結果、相対的に英語話者の希少性はます
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