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木の皮で染める。

今年3回実施した鏡山皮むき間伐。
森から戻って、木の皮染めのワークショップを開催しました。

-染料-

今回用意した染料は皮むき間伐で剥いたヒノキの皮。
5/14(日)に剥いたヒノキの皮を翌週ぐつぐつ5時間煮出したもの、6/18(日)に剥いたヒノキの皮を2週間後に4時間煮出したもの、2つ用意しました。
おまけで近所のおじさまがくれたビワの葉を。

皮むき間伐で剥いたヒノキの皮から染料を作る。
春のビワの葉

-ワークショップ-

参加してくれた皆さんが用意してくれた、Tシャツ、キャンバス地のランチバック、ストール。
それぞれどんな色に染まるか、ごはんやお菓子を食べながら、はなしながら染めの時間を過ごします。

6月の染液につけて、媒染液につける。5月の染液につけて、媒染液に長く浸けてみたり。
それぞれの好きな色に染まるよう、色々試しました。
媒染液で色がふわっと変わる。
色の変化を目で感じる。
今回染めた服やカバンのこれからが楽しみです。

ヒノキの皮で染めたTシャツ

-染液のこと-

ヒノキの皮
5月に皮むき間伐で剥いたヒノキの皮は、
翌週5時間程度煮出し、樹液のせいか染液がとてもベタベタしている印象でした。
今回の染液の中で、一番濃い染液になりました。

6月に皮むき間伐で剥いたヒノキの皮は、
2週間後に4時間程度煮出し、比較的さらさらな染液で
5月の染液に比べて爽やかな色になりました。

ビワの葉
矢作に住む近所のおじさまがくれたビワの葉。
4月の頭にビワの葉で染めた時は、綺麗な桜色でした。
今回はビワ色の染液になり、驚きました。
季節によって草木から出る色も違うようで、同じ植物でも四季を楽しめる。


知らない植物で溢れるこの世界で、私はまだまだ雑草に囲まれている。
色んな植物に触れて少しずつ名前を持った植物として知ることができたら、いつもの道もきっともっと楽しく見える

朶の屋-noginoya-


皮むき間伐とは⁇

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