見出し画像

赤ちゃんの体重が増えない

母子手帳の成長曲線。下の方で推移していると不安になってしまうし、健診で指導が入るし、赤ちゃんの体重が気になってしまいます。

赤ちゃんのご機嫌が良く、おしっこ・ウンチもきちんと出ている。肌つやが良いなど、他に何も疾患がない場合、赤ちゃんの体質がわかるとあまり心配しなくてもいいこともあります。

アーユルヴェーダでは一人ひとり違うといわれている体質があって、その体質によって特性があります。

もし、ヴァータが多い体質の場合、赤ちゃんの体重は少しずつ増えます。
首がすわる前でも、キョロキョロと周りを見回し、手足をバタバタと動かしている → 動きが多ければエネルギーを消費します。

ヴァータが多い赤ちゃんの特徴としては
①髪の毛が少ない
②母乳の場合、頻回に欲しがる
③毎日便が出ないときがある
④肌が乾燥気味
⑤お母さんも痩せている
など、この中の項目に当てはまるものが多いと体重は少しずつ増えていくかもしれません。

① ヴァータの多い赤ちゃんは髪の毛が少なかったり、なかなか伸びなかったりする傾向があります。

② 母乳を上げている場合は、お母さんがしっかりと白湯を飲みましょう。
(アーユルヴェーダの白湯は沸騰を10分続けたものです。それを一日に1リットルから1.5リットル、すすりながら飲んでください)

③ 赤ちゃんだけが便秘ということは少なくて、たいていお母さんも便秘であったりします。その場合、②の白湯飲みに加えて、できたら1週間朝食をお粥にしてみてください。

④ ベビーマッサージをお勧めします。オイルマッサージの後の沐浴で赤ちゃんの肌の乾燥は良くなってきます。オイルマッサージをすると髪の毛が生えてくる赤ちゃんもいます。オイルはヴァータを落ち着かせてくれる働きがあるのがこのことからもわかります。

⑤ お母さんが痩せている=お母さんもヴァータが多い体質であるので、日常生活で「冷やさない」「乾燥させない」ことを気をつけると体調も良くなります。

育児中はお母さんのことは後回しになって赤ちゃん優先になりますが、お母さんが元気であることも大切です。
基本的な「体を冷やさない」「温かいものを飲食する」ことをやってみるだけでも、自分がラクになるだけでなく、赤ちゃんのご機嫌な時間が増えることもあります。

できることから始めてみませんか


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?