アーユルヴェーダの消化について

アーユルヴェーダと聞くとほとんどの方はエステを思い浮かべると思います。おでこにオイルを垂らすのが印象的ですよね。もちろん、体をオイルでマッサージすることもケアの一つですが、食のことも大切に考えています。

単なるお腹を満たすためだけの食事ではなく、自分の体質、季節、時間、体調に合ったものを食べることが、免疫力を高め、心も健やかに保つと考えています。

日本では食を考えるときにその料理がおいしいか、家族が好きなものか、旬のものや手軽に手に入るものでできるかなどを考えますが、アーユルヴェーダは味や消化について考えます。

「消化」については少し難しい話になるので少しずつ説明していきたいと思いますが、消化力を考えた食事をとることで、産後のお母さんは母乳のトラブルが少なくなり(全くなくなるといっても過言ではない)、赤ちゃんの不調は改善していきます。これは私が7年以上続けているベビーマッサージ教室でアドバイスさせていただいている経験からもはっきりしています。

子どもたちの便秘が多い、鼻炎がひどく自分の鼻で息をしたことがないなど、「そういう子が多いから仕方ない」のではなく、食を変えてみる、消化を考えた食事に変えてみることで子どもの体が変わるかもしれません。


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