子どもの体質
アーユルヴェーダは体質に合った食事や生活をすることで健康を保つ、といっています。
アーユルヴェーダのいう体質は受精の時に決まり、一生変わりませんが、ただ、年齢、季節、時間、天候、環境などでバランスが変わります。
風のエネルギー・ヴァータ、火のエネルギー・ピッタ、土のエネルギー・カパの3種類のバランスが一人ひとり違います。
風のエネルギー・ヴァータが多ければ、風のように軽やかで動くことが好き、体重も軽く、体は冷たく、乾燥している。心は不安定になりがちで、心配が絶えない。
火のエネルギー・ピッタが多ければ、情熱があり、言動には鋭さがある。消化力が強く、体も熱い。
土のエネルギー・カパが多ければ、土のようにどっしりとして冷たく重い。安定していて、包容力がある。動くまでに時間がかかったりもともと動くことが嫌い。何をするにも時間がかかる。
アーユルヴェーダを学ぶことで子どもたちの体質がわかります。
苦手なところや不調なところを改善する方法がわかります。
それは食であり生活方法であり、毎日の中にあります。
現代の日本では少し「面倒」と思うこともあるかもしれませんが、ただ人生の土台をつくる子どもの時代にしっかりと育ててあげることで、その子は少しのことで揺らがない、自分の存在を肯定できる、自分を愛し他者も愛することができ、心も体も健やかな人生を送ることができます。
次回は体質ごとの特徴をもう少し詳しく説明していきますね
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