独自プラットフォームの開発意義とマネタイズモデル
ユニコーン転職ラジオ #151回の感想です。
▼たいろーのユニコーン転職ラジオの最新回
今日の内容はインターネットを構成する要素を三位一体になぞらえて「コンテンツ」「探索エンジン」「マネタイズ」の三つで説明しています。主にマネタイズの話が中心ですが、探索エンジンの部分はあえて検索エンジンとは言っていない背景なども語られています。
▼独自のプラットフォームを開発することの意義
スマートニュースは広告配信についてGoogleなどのプラットフォームを利用せず、広告プラットフォームを独自開発しています。Googleなどのプラットフォームに乗ることは将来に渡って多くの広告に伴う収益機会を損なうことになります。スマートニュースがその選択は取らなかったことには強い意図を感じます。結果的に、収益機会のみではなくアプリの利用者にとっても広告の入り方をニュースアプリのユーザー体験に沿った自然な形にすることが可能となっています。
今回のユニコーン転職ラジオでも語られている、ダイナミック広告の話などはスマートニュースの自社広告プラットフォームに関連しています。先週の多国籍チームの説明イベントでも、GoogleやFacebookのようなプラットフォーム企業以外で絶賛拡大しているコンテンツの自社広告プラットフォームを開発出来る機会はなかなか無いという話がありました。
ユニコーン転職ラジオのタイトル通り、日本のインターネットサービス企業で海外展開しており著しい成長をしている企業の代表格がメルカリとスマートニュースです。そのため、スマートニュースが拡大する自社広告プラットフォームを開発出来る貴重な場であるという話はあながち誇張ではないのだと思います。
▼マネタイズとビジネスモデル
マネタイズの話の流れで、過去のVoicyについても振り返っておきます。マネタイズのモデルには売り切り型、手数料型、サブスクリプション型、投げ銭型など様々ありますがユニコーン転職ラジオ第67回と第68回はで詳しく話されているので、合わせて聴くと面白いかもしれません。
また、マネタイズと少し異なる目線でビジネスモデルについてもユニコーン転職ラジオ第98回と第99回でまとめて話されています。ビジネスモデルについては、Voicyの中でも紹介されている事業家botさんの金儲けのレシピという本がライトな読み物としてお薦めです。
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