あれから28年なのか
大阪に住んでいた頃、28年前。
下からドン!と突き上げるような感覚、音。
2段ベッドの下の布団の中で
何かわからず、起きても怖くて動けず。
そのうち大きく建物が揺れた。
高校受験を控えた、中3の冬。
冬休みが明けて少しして、それは起きた。
「阪神大震災」
この大きな地震と、それに伴って起きた火事は
そんな名で呼ばれた。
6434人が亡くなって、駅や道路が崩れ落ち、
コンビニからラーメンやパンが無くなった。
受験が終わってから数日、被災地のボランティアに行った時
ボランティア団体「神戸元気村」の人たちはいつでも笑顔でいた。
あえてそうしていたのかもしれない。
震災後、1月17日に各地で追悼が行われるようになった。
神戸の花時計のある公園で毎年の行われていた117のつどいには何度か夜に参加したことがあって
その時は同年代か年上の方がほとんどだった。
今は、震災を経験したひとが親になって
親子で参加している人が増えているらしい。
私もそのうち、子どもを連れて行ってみよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?