見出し画像

噛み合わないのは立場によって見えるもの、見たいものが違うから

人と話していて話が噛み合っておらず、後から、え!?そうだったの?と驚くことは、日常生活でもままあると思います。


多くがお互いの勘違いや思い込みで起こるそれは、仕事上で起こるととても困ったことになります。


今年1年がかりで活動しているプロジェクトがあるのですが。


3つの部門(部署)で構成されたタスクチームで、プロジェクトで同じ最終目標を目指して活動はするのですが、部門が違うので自ずと立場が異なります。


プロジェクトなのでいろいろな視点で問題課題を議論し、最適解を見つけそれを形にしていく中で意見の対立や相違が発生するのは当然で必要なことなのですが、

議論が終わって結論が出た後、みんなの認識は一致したね、となった後に、いざ形にしてみたら思っていたのと違うものができあがって、えっ!???となることが起こるのです。


「あんなに時間をかけて話し合って、この結論で合意したよね!?」

「え、それってこういうことを指していたんじゃなかったの?」


今回のプロジェクトでは、この会話がよくなされている気がします。


  • 相手と自分とでは持っている業務知識や経験が違うという前提で話ができていない

  • 部門ごとにその物事に対する優先順位が違うため温度差があったり他人事に流している部分がある

  • お互いの業務に対する想像力不足


これらが主な原因かと思うのですが、一番の大きなところは、それぞれが自分の立場でしか物事を考えられていない、ということなのかなと思います。


なので相手の発言を自分に都合よく解釈し意図を正しく理解しないまま進み、後でGAPにびっくりしたり下手すると怒って相手を責めたりして雰囲気が悪くなることになるのです。



それを防ぐには、まずはシンプルに相手の話を最後までちゃんと聞いて、共通理解(共通言語)で話ができるようにすることだと思います。


話を聞かない人ほど自分の思い込みで突っ走るので、そういった人に対するストッパーも必要ですね。


そしてやはりプロジェクトマネージャーが全体統括を随所随所で行って、放っておくとズレていくメンバーの認識をひとつに戻していく、ということが重要になるんだなと、今回しみじみ感じました。


4月本番リリースの本件。

ステータスは佳境に入ってきましたので、引き続き頑張っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!