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温度を味わい尽くす時間

頑張ったぁ。。ほんと頑張ったわ私天才。って噛み締めながら揺られる電車の中。

疲労がじんわりと深い味を滲ませ始めて、あぁほんと頑張ったなぁって自分の事抱きしめる。「今日」に詰め込まれた体温を、何度も何度も抱きしめて抱きしめて。へへ、ふふ。な、ご褒美。抱きしめるたび上がる温度。はぁもうあったかさが溢れちゃうよ、これは私のものだから全部味わって噛み締めるけど。

電車って不思議な空間。なんだか、世界の忙しさと慌ただしさの窪みみたいで、まるで時間のハンモックに揺られているみたい。このまま何処までかいってしまおうかっていたずらっ子な私がいつも囁いてくるの。その子の願い、私の願いを叶えるんだ。絶対。

そんな今日を過ごした私。今は夜中の2時、星野源を爆音で聴きながら「幸せかも」って感じて。あぁ世界にはこんなに素敵なものが存在しているんだね。私の奥で埃かぶってた遊び心が飛び跳ねてるな〜楽しいな〜

明日は頑張った分無理した分、お釣り出るくらいちゃんとぐぅだらするの。すきにする、をするの。自分に矢印100%向ける日をするの。外に矢印向けるの休憩の日。笑っちゃう空白の日をするの。だって最近、密度たっぷりの日だったから、味濃い料理ばかりじゃ体に悪いでしょ?おひたしのほうれん草が笑いかけてきた。おひたしって存在が美味しいんだよねぇ。なんだか魔法。その魔法で、満ち満ちた満月までお散歩する?

そろそろ今日にカーテンして閉じるね。もう2時だもの。おやすみなさい。夢の中に潜るじかんだね。実はあと少し起きてるけど。これは秘密だよ。 

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