見出し画像

まるでルポ川崎?工場夜景を見る

友達と横浜に遊びに行った帰りに、川崎に行ってきました。

今回は写真多めにしよう!と思っていた。
今思えばこれが間違いだった‥

画像1

最初に向かうのは千鳥町 。 川崎3大工場夜景スポットの中において最もディープでそしてダークなポイントと言われている。

と、思ったが、バス停がわからない。何せ、無数に張り巡らされている。

やっと見つけ、市営埠頭まで行くバスで終点まで乗り込む。

時間が夕方だったこともあり、ほぼ満員というくらいバスの中に人がいた。


乗っているうちに徐々に空が暗くなってきた。不安に思いながらも遠足みたいにドキドキし、到着を待つ。

気がつくとバスの中は誰もいなくなっていた。外を見ると工業の光が見えてきて、大興奮。

終点の市営埠頭で降りると、周りは夕焼けをギリギリ見ることができた。あたりは工場以外何もない。

画像3

うめき声のような轟音と生命力をも感じる光の集合体。まるで未来都市のようで、興奮してしまった。

noteに動画を載せるために、はじめてyoutubeに動画を載せてみた。

使うとは思っていなかった動画なので、ブレがすごいですが、よければぜひ見てみてください。↓

画像4

画像5

ひたすら歩く。が、基本工場があるのみなので早めにバス停に戻って、一旦川崎駅へ戻る。

さて、次はどこに行こうかとスマホを見ていたのだが、ここで事件が起こる。スマホの充電がほぼない。

これは、本当にまずい。なぜなら、多くの人がそうであるように、行きたい場所のメモも行く場所のネット記事も、カメラも、メモをとるのも基本的にスマホで行っているからだ。

せめて、親に連絡を‥と思ったところで、画面が真っ暗になった。
親に昼間友達と横浜に行くことしか言ってないため、今私がどこにいるのか知っている人はいない。

そもそも昼間、家を出たときに30%くらいしかなかった。今振り返るとなんであんなに写真や動画を撮ってたのか分からない。

もう背に腹は変えられないので、バスに乗り込み次の地点へ。

バスの中で寝ていたら、ここでもバスの中の乗客は私一人になっていた。
ここも、基本的にあるのは工場のみ。

というか、迷ったらもう帰れない。何せ、連絡手段を持ってないから。一応、女一人なので誰かが出てきても戦って勝ち目はなく、連れ込まれる危険性だってある。しかも、川崎は地域によっては治安が悪いというイメージがあった。もうぶっちゃけ、工場の夜景を見てるどころではない。とにかく、生きて帰りたい。ここは川崎駅のざわざわした繁華街とは対照的に嘘みたいに静かだった。

知らない街の夜、右も左も工場で誰も通らず、連絡手段を持っていない恐怖を想像してみてほしい。もちろん、連絡手段がないのも、自分のせいで、ここにきたのも自分の意思なので誰も責められない。もう泣いてうずくまってしまった‥なんてことはもちろんなく、せめて、検索履歴消しとけば良かったと思った。ここでのたれ死んだら、携帯を警察にみられてしまう。人は家に帰れるか帰れないかになるとそのくらいしか思わないものである。
一軒だけ、小さな店があり、良かった、最悪迷ったらここに飛び込んで助けをよぼう、と心底ほっとするくらい追い込まれていた。

とにかく歩いた。

幸運なことに一本道だったので無事にバス停を見つけることができた。


川崎駅が嘘みたいに賑やかだった。


幻想的で近未来的な景色が見られる川崎の工場夜景、見に行って欲しい。川崎市バスなら510円で一日何度でも乗れるプランがある。
もしさらにスリルを味わいたいなら、携帯の充電をほぼない状態にしていくことをお勧めする。私はそのチャレンジ、二度とやらないが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?