見出し画像

ねんど人形の足の作り方【脱!初心者向け 樹脂粘土】(おまけ 怪獣タッコングの足)ねんど人形HOW TO動画付き

ねんど人形の製作で欠かせない「手」に続いて「足」の作り方、解説です。

「手」「足」は、ねんど人形制作ではいつも作りますから、しっかり覚えてくださいね。


画像1

画像2


「お団子」状態から半分くらいをつまんで回転させて、延ばしました。

ここまで「手」の作り方と同じです。


画像3

画像4


足先、にあたる部分を軽くつまむだけで、足の形になりました。

手よりもはるかに簡単です。


画像5

画像6


へらを使って「指」を入れます。私の癖かもしれませんが、若干斜め下から持ち上げるように線を入れています。


画像7

画像8


足を作るポイントは「土踏まず」を作る事。粘土の重さを「外側・端側」になるべく散らすことで、「立ちポーズ」が安定します。


画像9


足が出来ました。

次は、おまけの「2本をまとめた足」です。

怪獣タッコングの足で解説します。


おまけ 怪獣「タッコング」の足


画像10

画像11

画像12


少し前の動画で「立ちポーズボディ(※)」を作った方は、下半分をカットするとそれで出来上がりです。

※「立ちポーズボディ」へのリンクは最下段に。


画像13


足2本まとめてなので、お団子状態の粘土をまず太めの塊にします。若干長方形というか、石材ぽい形に。


画像14


「脛」になる部分を細く絞ります。この画像だと、左上がつま先、その右側のくぼみが脛の部分です。


画像15


ここで、上半身の側から足裏の方向に、爪楊枝を刺しておきましょう。

爪楊枝は回転させずに刺します。回転させると、粘土が爪楊枝にへばりついて上手く刺せない時があります。また、爪楊枝は「竹楊枝」がへばりつきにくいです。

粘土がまだ柔らかめの時など、爪楊枝が適度に「補強」してくれて、作業が楽になります。


画像16


かぎ針を使い、脛部分から足を2本に割っていきます。


画像17

画像18


つま先部分を割る時は、一気に粘土に力を加えずに、様々な角度から「力を散らしながら」へこませていきましょう。

そうすることで、粘土の「へこませたくない部分」への影響が抑えられます。


画像19

画像20


作業に熱中していると、慣れないうちは粘土を握りつぶしてしまいがちです。爪楊枝がある程度の補強をしてくれていますが、気をつけて。


画像21


細めのかぎ針で指を3本に分けました。動物キャラクターの足ならここで完成です。

怪獣「タッコング」は、さらに「吸盤」の穴を開けます。


画像22


足を1パーツにまとめるのは何故?


さて、どうしてわざわざ2本の足を1パーツにまとめて作るのか?

パーツが少ない方が、作業時間が短縮できて、出来上がりも丈夫なんです。

ねんど人形を作り始めた頃は普通に1本ずつ作っていましたが、3年目くらいに「立ちポーズボディ」を思いついて、試してみて気がつきました。初心者の内は難しいと思いますが、慣れてくるととても簡単でスピードアップにもなりますよ。


画像23

画像24


さて「土踏まず」を忘れていました。2本足の場合はこんな風に、中央をくぼませて外側に体重を散らす事もありますよ。


画像25


出来ました。

「手」と「足」はいつも作るので、しっかりと覚えてくださいね。



動画4分21秒。

普通の足が1分半くらい。おまけの「タッコングの足」が2分半くらいと、おまけの方がちょっと長くなりましたね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?