ラブレターの話


昔から手紙を書くのが好きだった。もはや“趣味”であったように思う。

小学校低学年の頃はクラスの女の子に手当たり次第手紙を書き、返事を迫っていたような…。そして私の文章力のなさは当時から健在だったので、内容はもう思い出せないが確実に地獄のような、そして気分を害する手紙だったことは確かだ。忸怩たる思いでいっぱいになる。辛い。ごめんなさい。どうかご放念くださいということで何卒、何卒!!!

そういえば今思い出したが、私はラブレターを書いたことがある。小学四年生の頃だ。内容は、これもまた思い出せないが馬鹿故にちょっとひねったことを書いた。そして最後に男子なら全員好きだと思っていた為にドラゴンボールの孫悟空のイラストを描き(しかもサイヤ人ver.)「ラブレターだぞ」と吹き出しを添えた。

やばい、やばすぎる。もう完全に頭がおかしい。当時の自分の精神状態を案じまくってしまう。

しかしここからがファインプレーだ。私はこのラブレターを渡さなかった。(良かった〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!)ファインプレーはこれにて終了だ。

そしてそのラブレターを自分のクローゼットにしまい込んだ。現在そのクローゼットは実家で母が使っている。現在まで残ってるとは思えないがその後私が見てないということはどこかのタイミングで絶対に母が…

今から私は自分が入る穴を掘る。

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