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226.映画夢

2020.8.31
映画を見に行った。
普通の映画ではなくて、ドキュメンタリーみたいな学術的なやつ。

私はギリギリに会場に到着した。
もう観客はみんな入場していて扉が閉まっていた。
前の回の上映を見た小学生くらいの男の子が、受付のお姉さんに、映画に感動したので関連する本があれば買いたい、と尋ねていた。

お姉さんは、会場内に展示している本があるから、と男の子を連れて扉を開けて会場内に入っていったので、私もいっしょに入った。
会場は明るかった。

夫が真ん中の通路際の席を取っておいてくれたので、夫の隣に座った。
上映前に、牧師が映画の説明をしていた。
男の子が入ってきたのを見て、牧師は嫌そうな顔をしたけれど、お姉さんが訳を説明すると機嫌が良くなった。

お姉さんは5冊組の薄い図鑑のうちの1冊を選んで男の子に渡した。
5冊全部読まなくても分かるのかな。

映画は、死んだ人の記憶にまつわる内容らしかった。
生き残った人ではなく、死んでしまった人がどういう記憶を持って彼岸に行くのか、死んでしまった人が此岸に化けて出てきた時に、どういう記憶を持って化けて出てくるのかという。

牧師はホワイトボードに箇条書きにして説明してくれているのだけれど、眠くて目が開けていられない。


目が覚めて、しまった!寝てしまって映画を見逃したと思った。
同時に、そういえば昨日は夫は頭痛がすると言ってたはず、いっしょに出かけてなんていない、と思い出して、映画も牧師も全部夢だったのか、と気づいたのでした。






サイン本です

今村昌弘「魔眼の匣の殺人」、サイン本だ~♪と買ったまま積んであったのをようやく読み始めました。
読み始めてあっ、と気づく。
藤野可織「ピエタとトランジ」を読んだ時に、陰惨な事件を引き寄せてしまう体質の名探偵ってなんか既視感あると思ったのでした。
「屍人荘の殺人」の名探偵、比留子さんかぁ。
気づくの遅いな。
探偵の性格もワトソンの性格もだいぶ違うけどね。
まあ名探偵の訪れる先には必ず陰惨な事件あり、というのは名探偵コナンなどでもおなじみね。

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