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214.食パン夢

2020.6.6
転職を考えている私のために友だちが紹介状を書いてくれた。
読むと、すごく面白い。ってか盛り過ぎ。

さっそく仕事のオファーが来ているというのだけど、全てアメリカからのものらしい。
どうしよう。
英語苦手なのに。
アメリカに移住してやっていけるのだろうか。

考えつつ、顧客の店を訪ねる。
手土産に、流行りの高級食パンを買って行ったのだが、なんとそのお宅にはいろんなメーカーの高級食パンがたくさんあった。
私が持参したのと同じのも既にあった。

こんなにたくさんあるのなら1斤くらいくれるかな…と思っていたら、
「これ、美味しいんですよ」と1枚だけスライスして包んでくれた。
うーん、ケチ。
でも包んでくれたやつはちょっと変わっていて、食パンなのだけど、外側は色とりどりのポイップクリームでデコレーションしてあってケーキみたい。スライスした断面にもポイップクリームを絞ってくれた。
綺麗❤️

オヤツの時間に食べよう美味しそう~と楽しみに、会社の炊事場にラップをかけて置いていた。

午後から会社に別の来客があり、社長とずいぶん長いこと話していた。
社長の古い知人で、深刻な相談ごとだった。
その客に、私が大事に取ってあったデコレーション高級食パンを食べられてしまった。

凄いショック。
もう転職するしかない。
英語が出来なくても、とりあえずアメリカに行く…。





ガストで「昔ながらのふわとろオムライス」。
美味しかった。美味しかったけれども「昔ながらのオムライス」と「ふわとろオムライス」は私的には矛盾。私がふわとろオムライスなるものを知ったのは、伊丹十三監督の映画「タンポポ」で、大学生の時。ライスの上にオムレツを乗せる。オムレツの真ん中にナイフを入れると、サアッと広がるふわとろ玉子。「こんなオムライスがあるのか!」と衝撃を受けた。すごく憧れた。私の中では「ふわとろオムライス」はとても新しいものなのだけど、タンポポ、もう30年以上前の映画っすね。ふわとろじゃなくて、薄ーいパリっと焼けた玉子でチキンライスを巻いてあるオムライスも好きです。でも自分で作ると、ふわとろでもなく、パリっと薄くもない、中途半端な厚さの玉子焼きを乗せた焼きめしに(´・ω・`)なので外食するときメニューにオムライスがあると頼みたくなります。(他にも好きなものたくさんあるので、違うの頼むことも多いですけどね^^)

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