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スクラムマスターとはなんなのか?

みなさんこんにちは。
スタバでフラペチーノ飲もうと思ったらカフェミストを頼んでいるさくらです。

アジャイル開発でスクラムのフレームワークででてくる登場人物は、
「プロダクトオーナー」
「スクラムマスター」
「開発チーム」
となります。
今回は「スクラムマスター」に焦点をあてて、詳しく解説していきます。

そもそもきっかけとしては、「スクラムマスター」とはなんですか?と聞かれて、わかりやすく説明するのが難しかったので、ここではスクラムマスターを知らない人向けにどんな業務をしているのかという面でお話ししていきます。

スクラムマスター(SM)とは

スクラムマスターは、スクラムガイドで定義されているスクラムを正しく機能するようにチームや組織を支援する人です。

スクラムマスターの責任

スクラムガイドでは、以下2つがスクラムマスターの責任として記載されています。

  • スクラムガイドで定義されたスクラムを確⽴させること

  • スクラムチームの有効性

つまりスクラムマスターはそれらの責任を果たすために、
チームや組織にスクラムの考え方やプラクティスを全員に理解してもらえるように働きかけたり、スクラムチームがスクラムを通してプラクティスを改善ができるように支援をしていきます。

スクラムマスターの業務

スクラムマスターの責任を果し、自己組織化したチームを目指すために以下のような(あくまで一部分)業務をします。

  • スクラムイベントのファシリテーション

  • スクラムイベントのタイムボックスが守れるように支援する

  • スクラムイベントが本来の目的通りに実施されるように支援する

  • チームの自発的な行動を促し、障害物を取り除くように働きかける

  • スクラムの価値を実践できるように働きかける

  • チームがより効率的になるよう手助けをする

  • ステークホルダーとのコラボレーションを促進する

  • 組織へのスクラムの導⼊を指導・トレーニング・コーチする

例:私のスクラムマスター業務

私の2週間はこちらです。
見た目的に補足ですが、デイリーは1時間ではなく15分です。

2週間スプリント

スクラムイベント

デイリーとレトロスペクティブは私がファシリテーションを受け持っていますので、2つのスクラムイベントでは司会進行をしています。
レトロスペクティブはそのスプリントがどのように進んでいったか、どんなことが起きたかを可視化するために準備を前日に実施しています。

例えば。。。

  • プランニングからのサブタスクの見積もり時間の乖離はあるか

  • Impedimentは継続的にWIP、Doneに動いているか

  • ベロシティはどんな動きをしているか

  • 割り込みタスクの割合

コーチ1on1

弊社では、スクラムマスター1年生にはベテランのスクラムマスター(通称:SMコーチ)がメンターとしてついてくれます。

この時間では、SMコーチからみた私の振舞いのフィードバックや、現在スクラムマスターとして困っていること、今のスクラムマスターのActionItemの効果などをディスカッションしています。

POミーティング

現在POが困っていることやスクラムマスターとしての活動を報告し合い、これからに向けてどうやっていくかをディスカッションしています。

コーチ曰く、透明性が高いチームはPOミーティングなんて必要ないですが。。。
今のスクラムチームがプロパーとベンダーとの混合チームなのでこのミーティングが存在している現状です。

上記以外の時間

基本的には4つの業務をしています。

  • Impedimentの消化を促すための対応

  • 技術調査

  • 透明性を維持できるように業務の支援

  • コーチ1on1やPOミーティングで出たAction対応

スクラムマスターの資格

Certified ScrumMaster

スクラムマスターの中で最もメジャーな資格です。
コーチから独り立ち認定されたら私も取りたい資格です。

Scrum Alliance認定スクラムトレーナーによる研修を受講し、
トレーナーから能力を評価された方は「Scrum Alliance」から認定証が発行されます。

Licensed Scrum Master

Scrum Inc.認定スクラムトレーナーによる研修を受講し、受講後に認定試験の受験資格が与えられます。認定試験で合格すると「Scrum Inc.」から認定証が発行されます。

まとめ

スクラムマスターとは、スクラムが正しく機能するようにチーム・組織を支援していくことが目的となります。
スクラムが正しく機能するためにはどうすればいいかを日々考えて、改善のループが回るように支援していきたいと思います。

それでは、いきますよ


じゃんけん







ぽん!!!


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