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「リスキング」とは?~リスキングを考える

最近「リスキング」という言葉をよく目にするようになりました。

「リスキング」とは、おおまかにいうと「新しい仕事のスキルを身につける為に勉強に取り組むこと」という意味になります。

日本では、2023年5月の「三位一体の労動市場改革の指針」で、リスキングによる能力向上支援が改革の一つとてして提唱されました。

背景にはAIやDX化といった技術進歩に対応できる人材の必要性が増していることがあるようです。

昨今のリスキングの動きは、企業側が戦略的に人材を育成していく為の方法がとられていますが、問題点もあるようなのです。

その問題点とは、会社がスキルを高めようね!と進めても、流行だからやらせられている・・・とあまりやる気が起きていない従業員に進めても、効果があまり出ない・・・つまりスキルが高まらない・・・ということが起きているようです。
リスキングは、従業員との上手くコミュニケーションをとらないと企業側が考えているような効果が得られないようです。

そうならないための仕組みづくり、つまり研修方法や研修する内容が今後の課題と思います。


ひるがえってみると私自身も偶然的な出来事や出会いがリスキングにつながり現在の仕事になっていると思います。

キャリアの8割は偶然起こる事象に左右するという心理学者の理論もあるように、偶然に起きた事象を、いかに自分のキャリア形成にいかすか、を常に頭のどこかに考えつつ、生きるのがポイントなのでは?!と思っています。世の中の出来事を単に知るだけでなく、好奇心をもって心のアンテナを張ることが大切かなと感じています。

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