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未完成でも動いてみる【comprehend物語⑥ 3人編成始動編】

今回は自分が長年やってきたことを手放して、新しいことをやってみる。腹を括る場面はどこかでくるという話です。メンバーが足りなくても活動してみようとなった話を書いていきます。

どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます、comprehend「コンプリヘンド」というバンドのvo/gtネモトナオヤです。

バンド結成〜現在の状況になるまでを書いています。今回はその6回目。
この話から読まれる方もいるかもしれないので前回までのあらすじを書いておきます。

【前回までのあらすじ】

幼なじみと組んだ前身バンドが10年活動して止まった。
本気で活動していたバンドが止まり、生きる目標を失っていた自分は今後の生き方をどうしていこうか迷っていた。

夢だったバンドはあきらめようかと悩んでいた時期に祖母が他界。
その出来事が転機に。

当たり前だけど人はいつか死ぬということ
大往生で満足そうに死んでいった祖母のこと
『どんな生き方なら満足?』という妻の言葉


これらの出来事が引き金となって、
自分のやりたいことをやり切っって死にたい
夢だったデカいステージに立つバンドをやりたい

という決意を固める。

一緒のベクトルで活動できるメンバーを探し、自分を含めvo/gt、ba、drの3人が揃った。

あと1人、ギタリストが欲しいが…


(↓前回の話はコチラ)


まだギタリストがいない。
前にも話したのですが、自分のバンドの理想系はツインギターの4人編成。10年前身バンドでその編成でやってきたので今回もそれしかない。というかそれじゃないとダメだ、くらいに思ってました。

(まさか、のちに2人編成になるなんてこの時は夢にも思ってませんでした…)


▼自分に言い聞かせてた▼

リードギターはいない状態でしたが、vo/gt、ba、drとメンバーが3人揃ったのでスリーピースバンドとしては動ける。
そう話がまとまり、スタジオに入ってメンバー間で音を合わせようということに。
(それぞれの演奏のタイミング、リズム感を確認する作業も踏まえて)

ただ…自分の中では
『3人編成で大丈夫だろうか…?』
という思いがありました。これはメンバーに対してではなく、自分自身に対して。

なぜなら10年以上ツインギターのバンドで活動してきました。それに3人編成と4人編成だとギターの使い方が明らかに違う。

自分が使っているエフェクター(ギターの音色を変える機械)もリードギターがいる状態を踏まえての設定。

使用しているエフェクターボード


ギターの弾き方も2本と1本じゃ役割がかなり違う。

でもそんなことは言ってられない。やっと同じベクトルで動き出せるメンバーが見つかった。

『自分は今までツインギターでしかやってきてないから出来ない』
そう言うのは簡単だ。出来ない言い訳を探すのは楽。

やるしかない…。やってやろう…!
そう自分に言い聞かせてました。


▼無理に探すよりは…▼

それでもリードギターはどうしても欲しかった。
けれど、すぐには見つかりそうもないのでまずは3人で活動しながら探していくという話になりました。

リードギター不在のままスタジオに入って行く内に3人での息がだんだん合っていきます。
自分もスリーピースバンドを調べまくって

どんなふうにギターを使っているのか?
エフェクターの設定は?
他の楽器とのバランスは?

などと四六時中考えていました。


何人か連絡はとりあったりしたものの
結局、同じ意志で動けそうなギタリストは見つからず…

無理に探すよりは3人のままの方がいいんじゃないか?

という話がメンバー間の中で出てきます。

自分の中で「今回もうまくメンバーが見つかるんじゃないか」と思っていました。が、そんなうまくはいかず…。

ギターを弾きたくないわけではないのですが、どちらかというと歌に専念したいという願望が自分にはありました。ギタリストがいれば歌に集中できるのに…

でも、現状は当てはまる人がいない。
それに、ずっと見つかるまで活動しないんじゃいつになるか分からない。

腹を括りました。

人生初のスリーピースバンドの活動開始です。

10年やってきた前身バンドのスタイルとはまったく違う、新しい形を模索しながらの挑戦です。

そして、スリーピースでの楽曲制作に取り掛かっていきます。
これもまた人生初の挑戦になります。

どんな曲たちが生まれていくのか…


今回はここまで。
読んで下さりありがとうございます。
梅雨時期で曇りや雨が続きますね。心身の体調などにはお気をつけください。

それでは、今日も自分を生きてやりましょう。

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▶︎comprehend(コンプリヘンド)◀︎


『誰かのための人生になってないか?』

『自分を生き抜く』を歌うメロディアスなオルタナティブロックバンド。

激しく繊細。
美しく愚直。
エモーショナルなシューゲイザー、ドリームポップを軸としつつ、グルーヴィー。
あらゆる要素を包括した、ジャンルの枠に囚われることのないcomprehendの音楽を構築する。

comprehend
vo/gt 根本直哉 ba/cho 外山タロウ

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💿2ndアルバム『clarifiology』絶賛配信中💿


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