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幼少期に夢中になった本シリーズ①

初めて夢中になった本はなんだろう
私は言わずもがな、はやみねかおる先生の夢水清志郎シリーズだった


それまで母親に読み聞かせしてもらったり、挿絵が多い本を何となくパラパラと読んでいただけの私だったが
ある日行きつけの本屋さんで「そして五人はいなくなる」を見つけて数枚めくった時に、衝撃が走りそのまま親に買ってくれとせがんだ記憶がある

私生活がだらしなく、いつもヨレヨレの洋服で過ごす探偵と
個性豊かな三つ子が繰り広げる爽快な掛け合いが
重い事件もポップに見せてくれる気がした
実際、事件の内容は結構ダークでトラウマ級なものが多かった気がする(笑)当時の小学生にはなかなかヘビーだったような…?
でもそれが良かった
見てはいけない大人の世界を、夢水清志郎達を介してちょっとだけ覗き込んでいるような気分になっていた

今、娘が小学校4年生になって読書にハマりつつある
夢水清志郎のあの不思議な雰囲気に、彼女もまた虜になるのか
親子で、はやみねかおる先生のシリーズを読めるのは何とも感慨深いなぁと思う日々だった

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