古民家再生の実情/隔靴掻痒

令和日本見聞録/地方自治体の現状と可能性①
※2021年11月に訪問時の文章を基に再執筆したものです。

滋賀県は彦根市のお隣、多賀町土田村 明治大正の貿易商 近江商人 嘉次郎殿の蔵を訪ねて。

大正時代にバンクーバーで売っていたとみられるTAKENOKOのラベルを発見!!!

旅の目的は先日(2021年11月)の野外展撤収を手伝ってくれた、謎のアウトドアおじさん ツッチー のご実家でした。大学のゼミのあと、直で新幹線で向かい、翌日の朝イチから半日連れ回してもらうVIP対応😁

伊勢神宮の祖神さま(?)として有名な紅葉シーズンの #多賀大社 へ。多賀町に金を落としてって言われたのでお土産を買いまくりました。
その代わり、お昼はお洒落にジビエカレーをおごってもらいました。

新しくできた中央公民館 多賀結いの森 が激アツ!!! 建築学生はマストゴー!
設計意匠:大西麻貴+百田有希/o+h 構造:佐々木睦朗構造計画

地方大学の建築学科関係者と地元の施工会社さんがタッグを組んでエリアリノベーション的に古民家再生をおこなっているものの補助金の取り止めなどが重なって上手く進まないそうです。このことはどの町も共通している課題のように思いました。

若きクリエイターたちの発信が地方活性の切り札と思いつつも、ムーブメントをどれだけ地域が支えられるのか。数多ある自治体の体力を案じてしまう。

結論:自然、歴史、新旧の建築物、グルメ、インスタ映え どれも最高な町でした!!!今度は友だちを連れて行きたいと思える地でした。

すごいポテンシャルの町。岩手のオガール紫波のように火が点けば他自治体の視察先や部活動の合宿先にすらなりそう。応援しています。#TagaTownProject


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