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特別支援学校教員が校内で噂のNewsを広めてみたい!

校内で噂になっているNewsを広めるわけではありません。昨年度無料でお世話になった「ドロップレット・プロジェクト」の「DropNews」が一年間の助成事業が終了したことに伴い、昨日から有料配信となっています。ここら辺は別に私がどうこう言う必要はないので、Webページをご参考に。


で、今年度はどうなるのかな?と思っていたら、「有料」ただし、「クラウドファウンディング」を使って、目標達成時のリターンとして配信されるという新たな試みにチャレンジされました。で、当然目標は見事に達成され、昨日より有料配信をされています。

昨年度までの申し込みは個人、クラス単位での申し込みということで、データの共有ができなかったのですが、今回はクラファンのリターンの中に「法人向け」というものがあり、どうにかそちらに申し込めないかを方々にご協力をいただいて、校内で「DropNews」を広めるための第一歩を踏み出した、というお話です。
今日も前段が長い…

最終的には、皆さんのご協力を得て学校として「DropNews」が配信してもらえるようになり、嬉しい限りです。何よりもこれまで児童と一緒に楽しんできた取り組みが継続でき、次の展開にも繋ぐことができます。そして、これまで「使って欲しいなあ…」とか、「興味が持てるんじゃないかなあ…」と思っていた児童生徒や学年・クラスへの広がりが出るのではないか?と機体をしています。
早速、嬉しい反応が2つあったので、紹介します。というのが本題ですね。

嬉しい反応 その1
お金のことは先ずは校長先生に相談です。校長先生は二つ返事で「ええよ。やったらええやんか。お金の工面について、事務と相談な。」と仰ってくれました。次は事務室に行き(というより、正確には呼ばれ)「『DropNews』って何?」と尋ねられました。「子どもたちにわかりやすいイラストで描かれたニュースで、毎日配信されること」「子どもたちにニュースに触れて欲しいこと」「これまで児童と私がやってきた取り組みについて」などを資料とともにお伝えをしました。
資料を託してその後も何度か事務長、主査との話し合いをさせてもらいました。その会話の中でふと主査が「資料、見せてもらったけど、あれエエなあ。」と感想を言ってくれました。事務長からも「できるとエエですよね。どうにかしたいなあ。」の発言がありました。事務長はいつも無理難題を仕掛けてお願いをする私が相手なので、その発言内容は多少合わせてくれているところもあるかもしれませんが、まあ良い反応として受け取ります。お金のことは肝心ですからね。主査は旧知の仲なので、そんな話を合わすとか、いなす、といったことではないとおもいます。(というか、一方的に信じています。)それでも、直接的に児童生徒とは関わる立場にない事務方の人からそういった発言が聞かれたことは、大変嬉しくなるものです。「あ〜わかってもらえたんやなあ」といった思いになります。私が何かをしたわけではないんですけどね…そう考えると、「DropNews」の意義や意味、さらにもっと言えば、「ドロップレット・プロジェクト」の思想というか、考え方、主催者の青木先生の思いは万人受けするものだなあ、と感心させられること、しきりです。これが、その1。

嬉しい反応 その2
これまで児童と一緒に取り組んできた「他のクラスにニュースを届けよう」ですが、(しつこく言うと、安心してください。昨年度、二つアカウント取りましたよ。)こちらも継続して学校アカウントで取り組むことができます。
で、嬉しい反応その2は、ニュースお届け先の児童の反応です。
担任先生の話によると、その児童はトイレに行く時に何やら訴えていたそうです。色々と担任先生が尋ねてみたところ、どれも違っていた様子。すると、その児童はゴソゴソと担任先生のウェストポーチ辺りを触り始めたので、担任先生は「ニュースのこと?」と改めて尋ねると。大きく児童は頷いた、という話でした。担任先生のウェストポーチにはニュースを届ける児童と受け取る児童の間でやり取りをする「DropNewsカード」があり、どうやらそれを欲していたのではないか?と思われます。担任先生はその日の出来事を私に伝えてくれ、二人で「しっかりと『DropNews』が定着しているな。」と喜びました。ちょっと失礼なことを言えば、実はあまりそこまでのこと、「自ら要求するほど、『DropNews』が定着する。」ということを私たちがその児童に対して予想できていなかったので、そこは「ビックリ!」な反応でした。と、こんな風に書くと「指導者の予想を超えた児童の成長発達」みたいに良い感じの話になるのですが、一方で「そこまでの児童の見立てができていない、なんとも力量不足な教師」という言い方もできます…担任先生は勘所が良いとは言え、若い3年目の先生なので、世間的にベテランおじさん教師の私は全くもって後者でしょうね…

といった二つの嬉しい反応があり、これからの取り組みにますます期待感が膨らみます。私の期待していることとしては、「『DropNews」の利用を校内で広げる。」ことや「児童生徒がニュースに触れること。」はもちろんですが、それに加えて「『DropNews』をきっかけに、コミュニケーションの幅(量的にも質的にも)が広がる」だったり、「取り組みの中で『DropNews』をツールとして利用できる。」などなど、です。ぜひ、先生方に色々と創意工夫をしてもらえたら、と願っています。
折角「法人」対応をしてくれた「ドロップレット・プロジェクト」やお金を工面してくれた皆さんに少しでもお返し、良い報告ができるよう、頑張ろうと思います。

追伸
とりあえず、校内での啓蒙活動。

とりあえずの形。大型TVと設置場所を要求中!!

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