付録「根本宗子」

劇作家・根本宗子のnoteです。

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最近の記事

大好きなミュージカル「マチルダ」が日本にやってきた。

1つの作品に対してこんなにも想いを言葉にして表に出したことがわたしはないので、とても恥ずかしい気持ちだし、わたしは劇評が苦手なのでこれは決して劇評的なものではなく、ただの演劇好きの根本の感想として読んでもらいたい。 単なる感想なので少し読みづらいかも。 なるほど、ギダルト(一部の子供役を大人が演じる)だったり、美術が布やパネルで出来ていたり、様々な国のバージョンで上演が出来る理由がよくわかった。 わたしはこのミュージカルが心の底から大好きなので、飛行機に乗らなくても行け

    • 第16回 讃えよ、謡え

      文:根本宗子 気がつけばこのほまれというWebマガジンを始めて20ヶ月が経っていた。 ずっとある種ワーカホリックに演劇だけを見つめて生きてきたわたしにとってこの20ヶ月はどう自分の心を保って生きていればいいのかわからないことの多い20ヶ月だった。それはきっとわたしだけじゃなく、世界中の人が同じようなことを感じていたと思う。しかも未だそれは変わらない。

      • カミヤサキのほんとに。第11回

        文:カミヤサキ カミヤサキです。 ほまれ、最終回に紹介するのは 第一回で紹介させて頂いた PIGGSです。 PIGGSの基本情報は第一回でチェックしてもらえたらと思います。 第一回の紹介から時を経て、 新メンバーのKINCHANを迎え、 新たな五人体制でスタートした PIGGS 歌詞が、言葉が、 重く響いてきて、でも決してその重さは後ろ向きじゃなくて、必ず前を向かせてくれる、 自分のペースでいいから夢に向かってもういちど歩いてみようかなと そんな風に必ずライブを見た

        • 誉 ~20~

          文:ひげのモナリザ 先日、もう10年来とても仲良くしている友人と、初めて仕事場で一緒になりました。その子は私を見るなり、「一緒に仕事をするのがずっと夢だった。願いが叶ったんだ」と言って、ぽろぽろ泣いていました。いつか一緒になったらきっと楽しいよね~って会うたびに話をしていたし、“私自身がそれを望んでいる”ことを、もちろん私は知っていたけれど、相手が同じくらいか、もしかしたら自分よりも、どこか切実に願ってくれていたということが分かって。身に余るようだけど、正面からその気持ちを

        大好きなミュージカル「マチルダ」が日本にやってきた。

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        • イベントレポート
          付録「根本宗子」
        • 根本宗子の頭の中
          付録「根本宗子」
        • 根本宗子の音声面談室
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        • 病気の話
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        • 【教育プログラム】100日後に料理の鉄人わんこ
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        • マネ日記とねも返事。
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        記事

          ある日と私へ、 #19

          写真と文:石橋穂乃香 終わり、が好きです。 自分のことを終わりフェチだなぁとよく思います。

          ある日と私へ、 #19

          世界のおすそわけ 第20回

          文と写真:KUNIKA 第20回目、ラストの世界のおすそわけは、【次会ったときにねもちゃんと一緒に食べに行きたいもの】です! テーマをもらった時に、一緒に行きたいところ・食べたいものがありすぎて、頭の中に宇宙が広がり思考が停止しました。笑 ねもちゃんを始め、日本にいるお友達と会えることが非現実的すぎて、どこに行きたいかさえ考えることもしていなかったので、次々と色々な候補が駆け巡り、なんて贅沢な妄想...!と頭の中が宇宙からお花畑が広がりました。 自分でも何を言っているのか、

          世界のおすそわけ 第20回

          映画の世界で出会ったinspiring lines #17

          文:アヤカウィルソン 皆さん、2022年、 明けましておめでとうございます!! 実は、この度、 新型コロナウィルスデルタ株の感染により、 悍ましい症状に襲われ、 著しい体力低下と緊急搬送ののち、 2週間以上に渡る全力奮闘により 無事回復の道のりに兆しが見えて来ました! 残念ながら、 今月は映画のエッセイが書けないのですが、 この「ほまれ」企画も 今月で一旦お休みになるみたいなので 一言話させてもらおうかなと思っています。

          映画の世界で出会ったinspiring lines #17

          根本宗子の面談室vol.50レポート

          2022年1月、トークイベント根本宗子の面談室がついに50回目を迎えました。そんな長寿イベント、面談室が昨年から配信でも観られるようになり、普段ロフトへと足を運べない方にももっともっと広く面談室の楽しさに触れていただきたい!ということで今回より、面談室のファンであるアシスタント作家のわんこちゃん先生による現場レポートをお届けすることになりました!ノーツイートイベントなので気をつけながら配信版の見所などもお伝えしていきます!現場に来てくださった方は思い出の振り返りを是非ご一緒に

          根本宗子の面談室vol.50レポート

          ウエストのモザイクケーキ

          幼い時から変わらぬ味がある。 それは銀座ウエストのモザイクケーキである。 これまで32年間生きてきて、「美味しい〜」と感じた思い出のケーキはいくつか存在する。ロサンゼルスで食べたデビルスフードという名前のどこで食べたかわからないからもう一生食べることができないであろうチョコレートケーキや、名前すら忘れたがホテルオークラに一時期あった銀紙に包まれたバタークリームを使ったふわふわしたケーキ(説明になってない)や、2019年に閉店してしまった浅草アンヂェラスのケーキなど、ふと思い

          ウエストのモザイクケーキ

          第15回 讃えよ、謡え〜「Annie」の「Opportunity」について〜

          今回は12月25日の更新ということで、クリスマスに因んだ話を。 毎年クリスマスになると思い出す作品って皆さんそれぞれきっとありますよね。先日この連載を一緒にやってくれている石橋穂乃香とお茶をしたのですが、その際店で「ホーム・アローン」が流れていて、「そんな時期だね〜」ってな話になりまして、自分にとってのクリスマス映画について考えました。

          第15回 讃えよ、謡え〜「Annie」の「Opportunity」について〜

          映画の世界で出会ったinspiring lines #16

          文:アヤカウィルソン 2021年も残り数日になりましたね。 皆さんはどんな1年を過ごしましたか?? 猛特急で全力全速力で走って 努力は惜しんだことは一度もない。 無我夢中で必死にやってきて、 そんな自分ももちろん好きだけど 「成功」を「完璧」を追いかける毎日から ちょっと離れた世界にもっと豊かなものが ある気がしたのもあって、 去年夏からの1年間が私にはあった。 そりゃカナダにいる時でさえ、 まだまだ何か功績を上げたい! 自分を次のレベルにステップアップしたい! って思い

          映画の世界で出会ったinspiring lines #16

          ある日と私へ、 #18

          写真と文:石橋穂乃香 占いが好きです。

          ある日と私へ、 #18

          カミヤサキのほんとに。第10回

          文:カミヤサキ Awesome City Club 「またたき」 歳を重ねるごとにどこか落ち着いていく自分に、かつてのようなキラキラとした気持ちはどこに行ってしまったんだろうと、 不思議な寂しさを感じていたときに出会ったのがこの曲だった。

          カミヤサキのほんとに。第10回

          誉〜19〜

          文:ひげのモナリザ 人から教わって知ることが、いくつになってもとにかく沢山あります。だからこそ、自力で発見したことの鮮やかさは、いつまでも残っていくのかなとも思います。 人生において忘れられない発見の一つ目は、夜にも「天気」があるということ。

          世界のおすそわけ 第19回

          写真と文:KUNIKA 第19回目の世界のおすそわけは、2021年のクリスマスと題して、2年ぶりに帰ってきたロンドンのクリスマスについて書きたいと思います。 去年の12月はロックダウンを繰り返し、クリスマスマーケットも、レストランやパブ、デパート・劇場・美術館・アイススケートも、全ての施設がクローズし、綺麗なイルミネーションもゴーストタウン化している異様なクリスマスでした。 そして今年、今もなおコロナの感染者数は物凄い数なのですが、ワクチンの推奨やマスク着用の呼びかけを

          世界のおすそわけ 第19回

          『ほまれ』編集部からのおしらせ

          ポジティブであたたかい言葉だけで溢れたwebマガジン『ほまれ』 2020年6月に創刊し、おかげさまでたくさんの読者の方に楽しんでいただきながら本日までやってまいりました。 不安になることが正しいのかさえもわからなかったあの頃から、世の中は大きく、そしてめまぐるしく変化し、みなさんの心境やライフスタイルもこの1年半でがらっと変わったことと思います。 編集長・根本宗子が身を置く演劇の世界はまだまだ日常が戻ったとは言えない状況ですが、 2022年の1月にてweb上での『ほまれ

          『ほまれ』編集部からのおしらせ