「頭痛くなるような程奴ら天才」(from kZm's verse)
『いやぁ、なんだろ、なんか同じ曲ずっと聞いちゃうんだよね~』
こんな会話したことあるよね。多分みんな思い当たる節あると思う。
確かに良曲に出会ってしまって、その曲を気に入って鬼リピするのはよくあることだ。俺だってよくやるし。
でも、大概の楽曲はテープが擦り切れるほど聞き倒すくらい気に入っていたとしても(電子音源にこの表現が使えないのって勿体ないですよね)、いつかは飽きが来る。
ただどういう訳かこの曲は本当にずっと聞き続けてしまう。
正直、初めて聴いた時はそこまでドハマりはせず、言っても「まぁ聞き心地悪くないなぁ」くらいだった。
所謂chill系hiphopにそこまでの魅力を感じていなかったからかもしれないが、諸手を挙げて讃頌することはなかった。
しかし、今では好きな曲だとはっきり自覚している。
浮遊感のあるトラックにはイントロからもう引き込まれてしまう。話逸れるけどBIMって前にThe Killersの「Mr. Brightside」をサンプリングしたトラック使ってたしドリームポップとか好きなのかもな。あとkZmのバースとかめっちゃ好き。『頭痛くなるような程奴ら天才』って多分Tohjiとかのことだよな。
この「何回も聞いてるのに飽きが来ない現象」をはっきり飲み込むことが出来ておらず、ここ数日ダラダラと思考を巡らせている。
現時点での回答として、(なんとなくのイメージだが)「楽曲の硬度」と表現することにした。
この曲はバチバチに硬い。
テープが擦り切れない。
この「Runnin' feat. kZm, SIRUP」の発表から半年くらいしか経ってないのにBIMさんもう新譜出しました。
まだ2周しか聞いてないけど良い感じですよね。
強度に関してはこれから実証されていく話だけど期待してやまない。
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