気付いていない振り
とてもとても、とても好きです、
3人編成の音楽家、ペトロールズ。
彼らの奏でる名曲達の中でも、好きな人も多いであろう「雨」
「気付いていない振りは止めて」という歌詞がある。
恋愛におけるそれは、
もう、もどかしくて切なくてたまらない気持ちを表していてギュッとなる。
ものすごく好きな歌詞なのだけれど、
自分は最近、生活の中で、その逆を意識するようにしている。
気付きすぎてしんどくなる自分、
気付いてもそのままスルーできればそれでいいのだろうが、
気付いてしまったが最後、
助けなきゃ、自分が我慢すればこの場がスムーズに進む…
そんな事ばかりやってしまう為、
結局、ひとりで疲れ切ってダウンしたりと、
何やってんだか、の繰り返し。
それでも、「気付かない」というのは自分の気質上、不可能だ。
そこで、悲しいかな気付いてしまうけど、気付かなかった事にする努力をしてみようと。
当然、そう簡単にはいかないもので、やはり、あ!っと気付き、すぐに反応したくなるのだけど、
そこをあえて「気付いていない振りをしてみる」事を頑張っている。
そうすると、意外とどうにかなるという事がわかってきた。
できる誰かが名乗り出て解決してくれたり。
それでも、どうにも進まない時は、
自分だけが苦痛を感じる案件でなければ引き受ける、手助けをする、という風にしている。
いや、たぶん、
多くの人がそんなもん皆やってるわ、わざわざ頑張ることでもないわって思うのかもしれないけれど。
それができなかったニンゲンからしたら、大きな一歩なのだ。
結局、「雨」には関係ないといえばない話か 。
今日も頑張った、ワタシ。
愛して止まないペトロールズを聴いて燃料補充しよう。
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