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【雑記】感謝レベル
私は自分のことを、感謝できない人間だと思っていた。
いつからそう思い始めたのかは分からない。
感謝することはとても難しいことなんだと思っていた。
有り難いと思っていることを相手に伝えるために、抑揚を込めた声でにっこりと微笑んで感謝の言葉やお礼や、いかに有り難いと思っているか伝えたり行動で示すことが、感謝する流れだと思っていた。
もちろんそれも間違ってはいないとは思うけれど、恐らく感謝にはその人や出来事によってレベルがあるんだと思う。
※感謝レベル1※
相手が何かしてくれたことを嬉しいと思う。
※感謝レベル2※
相手が何かしてくれたことにお返しがしたいと思う。
※感謝レベル3※
相手が何かしてくれたことに対して、嬉しい気持ちを伝える。
※感謝レベル4※
相手が何かしてくれたことに対して、嬉しい気持ちを言葉以外で伝える。
感謝の気持ちは必ずしも相手に伝わらないといけない訳ではないし、心の中で感じることが一番大切なのではないかと思う。
感謝レベル1がない場合は、何かしてくれたことが的はずれだったり単純に迷惑としか思えなかったか、慣れてしまっているかのどちらかだと思う。
伝え方は下手かもしれないけど、私には嬉しく思う気持ちがあった。
育て済みの猫草を探していた。
本当は種から2週間くらいかけて自分で育てるものだけど、育っているものがすぐに欲しかった。昨日、毛玉が吐けなくて猫が苦しそうにしていたから。
かなり育っている株がひとつだけ店内に並んでいて、すぐにレジに並んだ。とにかく確保できて安心した。
レジの店員さんは、猫草を見つめると途中でバックヤードに消えていきすぐに戻ってきた。
「こちらかなり育っているので、20%引きにさせていただきますね」
「あ。。。有り難うございます」
対応の素晴らしさに驚いて、何だか焦った声が出てしまった。
ぶっきらぼうな言い方になってしまった。
その気持ちが凄く嬉しかったのに。
※感謝レベル3※
気持ちと態度が合わせられるように頑張りましょう。
fin.
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