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ぐちぐち草子~とある熟女の離婚へ至る道すがら37~

■7月12日(金曜日)の愚痴


今日は、朝から雨でした。
シトシトと静かな雨が降っていました。

朝のウォーキングは諦め。

どの道、今日は、午前中に内覧のお客様がお見えになるので、
朝から全力掃除!

生活感の見えるものは全部隠し!
洗濯ものは洗濯機の中。
お風呂も水を抜いてお掃除しておきました。

今日は、お子様持ちの3人家族の旦那様だけがお見えになりました。

売れるといいな~。

私はかつて、商社でリフォーム商材の受発注事務をやっていたため、
どうせ購入するならリノベーションしていない、自分の好みでカスタマイズできる物件がいいと思っていました。

しかし、最近の傾向は、中古でも、リノベーション済みの物件に人気があるようです。

あまり決まらなければ業者に売って、リノベーションをお願いしたほうがいいかもしれないな~、

なんて、考えを改めているところです。

皆さま、今日も一日お疲れ様でございます!


金曜日ですね。
もう週末です。

今日は、午後に少し晴れ間が見えたので、ウォーキング行ってきました。

行きは大丈夫でしたが、帰り、ポツポツを降り出して、急遽ショートコースに変更。

梅雨らしい天気でしたね。

さすがに公園に人影は少なく、いつもより木々の揺らぐ音が響いて、
少し怖い感じでした。

草の香りが充満して、マイナスイオンはタップリでしたよ。

さて、”歳の取り方は顔に表れる” 元夫(澱んで見えるよ。最近は…)は、
昨日、意外な事に『通常時間』に帰宅!

<木曜逢い引き説>が、覆されました。

そういえば水曜日は遅くに帰って来ていた…

それでか?
振替日だったのか?

こちらは特に用事はないので関係ないのですが…

ですが、こんな状態は早く脱したいです。

どうなんでしょうね?
平日家庭内別居状態と申しましょうか?

土日は顔を合わせますし、会話もしますが、
お互いどうでもいい話か、マンションの売却の話しかしません。

やはり、不倫相手にこちらの状況を話されるのを警戒してしまいます。

たぶん、話しているんだろう…とは思ってます。

ただ、必要以上に、不満や悪口を言われるかもと思うと、
安心して話せませんね。

秘密の関係がバレるという事は、

「お前今まで、自分の奥さんより浮気相手がいい~って!
 さんざん言ってたんだな!」

と、私に思われるのは当たり前でしょ?

後ろめたいから秘密にしてるんだし。

いや、ホントに言ってるかは知らないけどね。

疑いがあることは事実。
だからこちらも警戒する。
警戒する人間が家族にいるのは疲れる。
だから早く解放されたい。

今回の件で、もう二度と安心できる関係に戻る事はないでしょう。

たとえ、やり直しをしても、何かある度に疑うようになるでしょう。

そこまで大きくない人間なので…

だから、一人で生きていきます。

いっそ一人でお行きなさい。
犀の角のように…

「犀の角のようにただ独り歩め。」

『ブッダのことば スッタニパータ』岩波文庫
木々が揺れる度に雨粒がボトボトと…

■救急搬送された日の帰り道…の思い出


今でも思い出します…

息子と二人で、
朝方の道をとぼとぼ歩きながら、
今後の事を話した事…

障害が残ったら介護が大変だよね…
収入も無くなるから、どうやって生活していこうかね…

何て話をしながら歩いていました。

息子は、
「今は、そんなこと考えても仕方ないじゃん…」
と、言ってましたが、やはり思い悩んでいるようでした。

ぼんやり明るくなりかけの空を見上げながら、
ゴールデンウイーク直前に、飲酒による骨折で緊急搬送された病院からの帰り道を思い出しました。

あの時も、これからどうなるのか、沢山の不安を抱えた朝方の帰宅でした…

一年の間に、2回も救急搬送されるとは…
2回も、明け方に帰宅することになるとは…

なんだろうね。


この頃は、息子に、父の不倫について話していません。

打ち明けたい気持ちと、打ち明けたら今後の共同生活に支障が出る…という葛藤の中にいました。

また、入院しているのです。

平日が休みの息子に、病院に行く事を頼むことが多いでしょう。

(今、話をしても、息子の心に負担をかけるだけだ…)

この時は話すことを止めました。



ぼんやりしながらの病院からの帰り道。

病院の外壁周りを歩いていたら、ガラスの向こうに、
私がパートをしているコンビニと、同じ系列の店があるのを見つけました。

帰り道、早朝4時頃。

なのに、中で働いている人がいて、それが女性だった事に驚きました。

女性は、大抵のコンビニは、深夜時間帯の勤務から外されます。
防犯上の観点からだそうです。

でも、よく見たら、店舗入口は、病院内からのみ入れるようです。

コンビニだから24時間営業だと思っていましたが、
病院内のコンビニは、病院の開業時間と同じだったようです。

ですので、店内にいた女性は、開店前準備だったのではないかと思います。

(深夜帯の方が時給がいいんだよな~)

何て、思いながら、同性同職の仲間意識で眺めていました。

(みんな、それぞれの事情を抱えながら働いているんだよなぁ…)


過酷な労働条件で働いている人は、いっぱいいて、

特に病院関係は責任も重大で…

自業自得な夫の所為で、迷惑かけて申し訳ない…

しかも2回も…アホちゃうか…


なんだか、こんな事を、しみじみ感じながら、帰路に着いたのでした。

UnsplashのJp Valeryが撮影した写真

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