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ぐちぐち草子~とある熟女の離婚へ至る道すがら34~

■7月9日(火曜日)の愚痴


今日は風が強くて…
自転車漕ぐのも一苦労。

でも、おかげで涼しい~

いや、
涼しい~
と、まではいかない…

温~い
くらいだろうか…

暑いは暑いよね?

午後から凄い雲に覆われて、雨が降りそうになってます。

一瞬ポツポツきたけど…
本当に一瞬で止んだ…

夜、一雨降るかな?

皆さま、今日も一日お疲れ様でございます!


蝉が来てるね!
ガンガン来てるわ!

これが8月になると、更なる大合唱。

うちの娘が『蝉クラッシュ!』といって
激突してくる蝉に恐れをなしていたが、
その季節がやってくるわけだ。

毎年、5匹は死んでるんだわ。
うちのベランダで…

蝉さん、今年はやめてね。


さて、”蝉なみにクラッシュしてる”元夫(まだ現夫)は、昨日は通常時間に帰宅。

夕食のカレーを食べて、テレビと話してたみたい。

なんか、騒いでたわ。

呼ばれなかったので、無視。
用がある時は、キチンと話しかけましょう。

「察しろ…」
とか、
「空気読め…」
は、

今後、通用しないと思いたまへ。

させない!
これからは!

貴方の都合の良い様には動きませんよ。もう二度と。

夕方のどんよりした雲。夕立の前兆かな?

■『てんかん発作』で再入院…の思い出


2023年10月25日水曜日夜10時頃…だったと思います。


寝ていた私の部屋のドアを叩く音がして目が覚めました。

息子がドアを開けて
「お母さん。親父が変だ」
と言うのです。

(あの人はいつも変だ…)
とは、思っても口にせず、寝ている和室まで見に行きました。

部屋には、
うつ伏せになって、小物を入れている100円ショップで買ったカゴに顔を突っ込み、

「ゴー、ゴー」

と、いびきなのか、呼吸なのか、
よくわからない音を立てて寝ている夫がいました。


ホラーでした。

その光景は。

主治医より、後遺症として『てんかん発作』の話を聞いていたので、それかも…とは思いました。

でも、『発作』が起きたらどうすれば良いのか聞いていませんでした。

ともかく、仰向けに戻し、呼吸はしているから…

(救急車だ!)
と、急いで家の電話から119番通報しました。

息子は父の顔が、涎と鼻水で汚れていたので、タオルで吹いていました。

よく見ると、シーツも濡れていて、失禁しているようでした。

私は、電話対応してくれている方の指示に従って、状態の確認と、現状の説明をし、声を掛けても返事がない。と訴えました。

「今、救急車が向かっているから心臓マッサージをしてください。」

電話口で指示を受け、受話器を持っているので息子にお願いしました。

「心臓マッサージだって!」

息子も内心焦っているようで、

「どうやんの?」

と、逆に聞かれ、

電話でどうやるのか説明してもらったことを、そのまま息子に伝えました。

電話して、
マッサージするように言われて、ほんの数分のことだと思います。

遠くに救急車の音が聞こえました。

(え?もう来たの?)

私は救急車が到着したことを告げて、電話口の方にお礼を言い、電話を切ると外に出ました。

やはり、うちに来た救急車だったので、急いで案内し、夫の状態を見てもらいました。

救急隊員の方が呼び掛けても返事がなく、

「ゴー、ゴー」

という呼吸音だけが響く中、
隊員の方が何かを言っていましたが、よく分かりませんでした。

担架というよりも、体全体をすっぽり包み込む布に包まれ、そのまま外へ運び込まれました。

私と息子は、
「二人とも一緒に救急車に乗ってもいい。」
と言われ、救急車に乗り込みました。

そこで、どの病院に行くか決まるまでのほうが、時間がかかりました。

結局、自宅から車で15分くらいの大きな病院に行くことが決まりました。

病院に着いて、夫は集中治療室に運び込まれたようでした。

私と息子は、ともかく入院になるので、
入院の説明と手続きを済ませました。

それと、お医者様が来たので、これまでの経緯を説明。

飲酒で階段から落ち、頭蓋骨骨折で退院したばかりの話をしました。

意識が戻るまでいる予定でしたが、

医師が
「今日は意識が戻らないかもしれないから帰っていいですよ。」
と、伝えに来たので、結局家に帰る事になりました。


もう朝日が昇る時間でした。

その日は木曜日。

コンビニパートはお休みで助かりましたが、派遣のほうは休まなくてはなりません。

この後出直して、入院に必要なものを持って行かないといけないからです。一度入院して、必要なものはそろっていたので、楽でしたけどね。

まだ早い時間だったので、派遣担当者に取り急ぎメールで連絡を入れ、始業30分前に電話を入れました。

欠勤の了承はもらえたので、入院の準備。


荷物を準備していた時、夫の携帯電話が部屋にありました。

いい機会だとばかりに、病院に持って行く前に、例の彼女とのメールも確認してみる事にしました。

やはり未だに会っているご様子。

入院先にまで来て体を拭いてもらったこと。
退院後も一緒にラーメン食べに行ったこと。
浮気相手の家(実家?)に行ってたこと…

などが判明したのでした。

もう、しっかり写メ。

やっぱり別れる気はないし、余計絆が深まっているようでした。

(これは、いずれにせよ、夫から別れを言い出すつもりだろう…)

私からどうこうしなくても、
いずれ向こうから別れを言い出す気でいるだろう…

その際は、自分が不利になるような事は隠すだろうから、
証拠が大事だと思いました。


またも入院になり、意識の戻らない状況でしたが、

(可哀想だ…)
と、思う気持ちよりも、

(自業自得だ。)
と、思う気持ちの方が強かったです。

何より、荷物を整理していた時に
   『タバコ』
が出てきたことがショックでした。

(え?まだ吸ってたの?)

当然、医者から禁止されていましたよ。

とっくに止めたと思っていました。

なのに、『タバコ』と『携帯灰皿』が通勤に使っているリュックの中に…

もう、呆れてモノが言えませんでした。

本気で治療する気があるのだろうか?
これ以上悪化したら、どうするつもりなのか…
家族に対して迷惑かけたと思っていないのだろうか?
相変わらず感謝の言葉一つなかった。
浮気相手にはお見舞いに来てくれてありがとうと何度も言っているのに…

絶対離婚してやるっ!


固い決心をしたのでした。

Myriams-FotosによるPixabayからの画像

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