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がんばれ藍住さん③

 当勉強会メンバーは雀愉(雀魂の愉快な仲間たち)繋がりにも関わらず前回まで天鳳で打っていたのは、私のスマホのスペックが低くて雀魂で打つと通話が切れてしまった為。

 有志の方が余りのスマホを譲って下さったおかげで今回から雀魂で開催できるようになりました!誠に有難うございます!


 藍住さんはわざわざ数牌の内側から切ることがあります。現状は9s切りでも同じ7s待ちですが…

 8s単騎に切り替え。ここで6sを残していると2345556の形が残り1476s待ちテンパイ。これなら倍満ツモ狙いのリーチもあるでしょうか。

 わざわざ内側から切ってしまう理由は、無意識のうちに「自分にとって馴れない手牌や局面」を避けているのかもしれません。複雑な多メンチャンの形は多くの場合順子を構成しにくい端寄りの牌を切り出していく過程で現れます。

 多メンチャンの待ちを見落としてアガリ逃し。結果に大きく影響するうえに顕在的なミスの代表格ですが、ミスそのものを恐れると、正しく打てれば勝てる局面自体が減ってしまいます。

 多メンチャンで勢いよくリーチしていれば親に24000振り込んでいた2sで四暗刻…ですがツモ番がありません。ツモ番が無ければどんな大物手テンパイも形式テンパイと変わりません。テンパイ料の1000点のために24000に振り込んでは何が何やらなので暗刻の西切り。馴れない形を必要以上に避けるということは、逆に言えば馴れている形を必要以上に高く評価してしまうということでもあるんですね。手役はルールに組み込まれているので誰もが馴れる。カジュアルなプレイヤーの多くが手役を狙い過ぎてしまう理由もここにあります。

 2sから切ったせいで彼氏の1s単騎今テン5200に放銃。実質機能しなくなったペンチャンを外側から切った方が有意に良い局面も珍しい。言うなればこれも「自分にとって馴れない手牌や局面」を無意識のうちに避けているが故のミスかもしれませんね。

 本局は先程の流局以外は全て彼氏の和了。放銃しなければ彼氏の和了でも2位で終われたので4pも打たない方が良かったでしょうね。極端な点数状況もいわば「馴れない局面」。課題が残る半荘でした。


 次局は一転して彼女の独擅場。手役の狙い過ぎが咎められがちな三麻においては清一色2シャンテンよりはテンパイに取ってリーチドラドラでいいやとなりそうですが、彼氏が5sより7pを引っ張ったことから手牌に7pがもう1枚あることが多い。索子は何引いてもホンイツテンパイまたは清一色のくっつき1シャンテンで、その多くが受け入れが広く良形テンパイしやすい。いわゆる「横並びが強い」形。定量的に評価できる日は来るのでしょうか。

 しかもそこから今度は本当に四暗刻炸裂(私なら6s受けより筒子を残して彼氏から清一色三暗刻対々和の和了だったかも)!

 収支戦なら私の一人負けでしたが、ラスの数だけが結果に反映されるルールだったので私の一人勝ち。彼氏からの提案で次回からは半荘5回の収支戦(ただし目無し問題解消の為5戦目以降のトップが総合収支でラスの場合は延長戦)となりました。それではまた次回。がんばれ藍住さん!

※有料部分は今回の罰ゲームの内容について

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