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鬼辛担々麺とイチゴミルク

 大食いは絶賛引退した私ですが、本noteから食事ネタが完全に消えてしまうのは寂しいもの。そんなわけで激辛メニューに手を出してみることにしました。ちなみに私の激辛スキルは、大食いスキルを天鳳五段とするなら二段程度。普段は辛いものを好き好んで食べることは全くありません。


 激辛メニューはレベル別に提供されることが多く、それがまたチャレンジ精神を掻き立ててくれるわけですが、CoCo壱の20辛は1辛の48倍の辛さとはとび辛スパイスの量が1辛の48倍であるという意味。辛麺もおそらくは単に唐辛子の量が増えるだけ。すなわちある程度辛さに耐性がついてしまえば、何辛になろうが完食は楽勝。私自身。CoCo壱の20辛は15辛を食べた時と比べて、トッピングの量が増えたからむしろ楽に感じられたほどでした。

鬼辛担々麺

 よって更なる辛さを求めたければ、必要なのは量ではなく質。辛麺屋のもう一つの辛いメニュー「鬼辛担々麺」の最終段階は、2017年に世界一辛い唐辛子としてギネス認定された「キャロライナリーパー」使用とのこと。

絶賛ヘブバンプレイ中の私は真っ先にこの名前が思いついたのですが、要はリーパー(死神)つながりなんですね。

 死神の名を冠した唐辛子。こいつぁヤバいぞと身構える一方で、その辺の店舗でメニューになってるから何とかなるだろうとも思い意を決して注文。店員さんからも警告が入りました(25辛の時は何も無し。やはり使っている唐辛子がそれだけ危険ということなのでしょう)。果たしてどんなものが出てくるでしょうか。

鬼辛担々麺最終段階

 見た目は辛麺25辛程辛くは見えませんが、恐る恐るスープを一口含んでみると…胡麻のクリーミーな甘さが広がる美味しい担々麺…あれれ?辛くないぞ?25辛の時は唐辛子で口の中が痛くなり少しずつ口に運ぶよりありませんでしたが、この担々麺はスルスルと喉を通り胃の中に収まっていきます。

 しかし数分して、今まで味わったことのない異変に気付かされました。口は痛くならないのにお腹が痛い。耐え難い痛みではありませんが、明らかにお腹の中に異物が入っている感覚。

 激辛レビューサイトによると、最終段階に使用されているキャロライナリーパーは3g程度とのことですが、僅か3g程度でも否応なしに気付かされる身体の異変。量の辛さと質の辛さの違いを身をもって知らされました。

次回追加トッピングで更に辛くしてみる?

 そんなわけで完食こそ余裕でしたが、後のことを考えるとダメージを抑えるために何か甘いものを飲んでおきたいところ。

びっくりイチゴミルク

 何ともおあつらえ向きなことに、辛麺屋の向かいに「びっくりドンキー」を発見。現在びっくりドンキーでは「ガリバーサイズ」なるジャンボメニュー提供中。大食いメニューにしては中途半端だけど、涼宮杏樹をこよなく愛する私的にはびっくりイチゴミルクだけは飲んでおきたかったので願ったり叶ったりなのでした。

 イチゴミルクがどれ程効果的に働いたかは分かりませんでしたが、ダメージはそれほどではなかった模様(ちなみに私の場合、トイレは大よりも小の時の方が痛かった)。今後も気が向いたらこのシリーズを続けていくことにしましょう。それではまた。


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