究極焼肉レストラン!お蓮の地獄亭!
八代目焼肉警視総監の称号を持つ私ですが、称号獲得以降は焼肉店に行く頻度は年に一回ペース。ラーメンほどには店舗毎の個性が出ず単価も高い為、どうしても優先順位が下がってしまうんですよね。逆に言えば抜群の個性があればどんなジャンルの料理も大歓迎。
今回紹介する「焼肉 蓮」は、焼肉店でも他に類を見ない、ぶっ飛ぶほど激辛な焼肉が食べられるお店。
あの世行きは鬼辛を完食した人だけがオーダー可能なのでまずは鬼辛から。韓国一辛いカプサイシンソースを用いたタレまで全て食べるのが完食の条件。普段焼肉では下味のみで味わいタレをほぼ使わない私ですが、この時ばかりはお肉にたっぷり絡めていただきます。
カプサイシンソースは最初のうちは甘く、食べる量自体は少ないので瞬速で完食。これなら「あの世行き」も大丈夫だろうと思ってオーダーを通すのですが、それからしばらくして襲ってくるお腹の痛み。鬼辛の時点でこれだけ痛いのに「あの世行き」は一体どうなることか。あの世への好奇心が徐々に恐怖心に変わっていきますが、食べ物を粗末には出来ません。残さず食べきってやりましょう。
タレにカプサイシンパウダーらしきものが追加されています。この組み合わせは「でんじゃま」のチゲそば1000ボルトを想起させられますが、あれよりは楽だろうと思うと気分も楽になります。辛さ対策のためライスと甘いドリンク「まきばのめぐみ」を追加しましたが、なるべく肉だけで食べ進めることを心掛けます。
恐る恐る一口目を口にしますが、最初は不思議と辛さを感じず。しかしこれは先駆者の方曰く、激辛を食べ進めるにつれて酔ったように頭がフワフワとなり、感覚が鈍ったことによる症状。ランナーズハイならぬ「激辛ハイ」とのこと。案の定お肉はあっさり食べ終わってしまうのですが、余ったライスを食べる頃には口の痛みが辛かったです。
激辛の後の甘くて冷たい飲み物は格別。この為に激辛に挑んでいるまでありそうです。
成仏することなくこの世に帰還。案の定この後腹痛で眠れぬ夜を過ごすことになりましたが、カプサイシン地獄を乗り切ったので次回は「でんじゃま」の1000ボルトに再チャレンジすることにしましょう。それではまた。
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