お年玉争奪戦ゆるゆる麻雀会レポ

 優勝賞品10000円の麻雀大会に参加してきました(スポンサーからの提供なので賭博罪にあたらず)。 https://twitter.com/nanchiku/status/1215146948627333121

 優勝以外価値なしの大会なのでトップ取り麻雀のイメージトレーニングをしてきたつもりでしたが、結果はトップの後333334。目無しになった後の打ち方もイメージしておくべきでしたね笑

 それはさておき、ゆるゆる麻雀大会は普段麻雀をやらない初心者の方も参加されているのですが、序盤から早くもチャンス手になりました。

3赤5678m34赤599p2357s ドラ3p

 ここで迷って打5s 打7sなら345三色もありましたがまあいいでしょう。

 次巡ツモ9m。マンズを残したのが活きてリャンメンができました。打7s。

 次巡ツモ2p。既に1pを切っているので2pもほぼ不要牌。3mと2p、ほとんどどちらでもいいのですが、こういうのも知ってなければ迷うものです。

 2pをツモ切りしてツモ9pでこの形。

 3赤56789m34赤5999p23s

 もちろん打3mとすればよいのですが、シュンツとターツがくっついている形のためか、端牌の9m切りと迷っているようです。長考の後ようやく789のシュンツを抜けばリャンメンが残ることに気づいて打3m。

 そしてツモ1sでテンパイ。

 赤56789m34赤5999p123s

 しかし実際は完成したメンツを、「みっつずつ、みっつずつ…」と、あたかも『咲』の妹尾佳織ちゃんのごとく理牌しているので、手前に残った赤56mの6mに手がかかりそうになります。それから何とかアンコを頭にすればよいことに気づいて打9pリーチ。幸せのリャンメンの形を残すことができましたが、ある程度慣れていればノータイムで選べる打牌も、そこまでたどり着くまでは大変であることに気づかされます。

 学生時代、麻雀を覚えたての友人に、「とりあえずメンゼンでテンパイしたらリーチすればいいよ」と教えたら、似たような牌姿でリャンメンに受けられるところを単騎でリーチすることが多々あったことを思い出されます。完成メンツを「みっつずつ」で固定してしまうと、メンツ+αの形になった時に待ち受けに気づきづらくなります。

 一方別のところでは、67788pの69p待ちでテンパイしていたにもかかわらず、ツモ9pでアガリに気づかずにツモ切り。対門から出た6pでロンしてしまった方もいました。こちらは、「みっつずつ」で678p78pに分けなかった故の見落としと言えます。このように、「みっつずつ」で分けて考えるのも、分けずに考えるのもそれぞれ長所短所があります。

 ではどのようにして教えればよいのかとなりますが、こういうのは習うより慣れろ。自動で理牌され、テンパイ時に待ちが表示されるネット麻雀を打たせるのが一番よいと思います。

 牌を積む麻雀は、卓上ゲームの中でも特にプレイヤーに課される作業が多いものです。麻雀そのものにある程度慣れていればそれほど負担にならないものばかりですが、初心者のうちは作業をこなすだけで精一杯。簡単なことにも頭が回らなくなってしまいます。その点ネット麻雀なら、必要な作業がずっと減るので麻雀そのものに集中することができます。

 そして今回のような基本的な待ち選択は、「考えてできるようになる」ものではなく、「形を覚えて考えずともできるようになる」もの。前者であれば、ただ答えを見て丸暗記するだけではできるようになりませんが、後者は答えを見るだけでもそのうち自然と身につくようになるもの。初心者の段階で毎回考えさせるくらいなら、テンパイすれば「答え」を教えてくれるネット麻雀で形に慣れさせるのが手っ取り早いのではないでしょうか。

 そんなわけで牌を積む麻雀でもなく、待ちが表示されない「天鳳」でもなく、アシスト機能がある「雀魂」をやりましょう! …と、いつの間にか普段プレイしている雀魂の宣伝になってしまいました笑 それではまた次回。

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