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音楽

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記録とか 2017〜
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どこからどこへ、を決められない日々
Convex Mirror e.p. / in the blue shirt
xxx / Loups garoux
SELL OUR SOUL / THA BLUE HERB
Live at Bestival 2012 / New Order

IDOL ILLMATIC

続けることを選び続けてくれたから、ようやくワンマンに行くことができるんだということを、最後の最後に実感している。
ティーンエイジャー、って感じの時に好きだったアイドルのかたちが次々と宝箱に仕舞われていって、これからどうすればいいのか分からない気もする。自分のそういう感覚は5年前で止まってしまっているのかもしれない。
形にも誰かの記憶にも残っていない、自分だけが大切にしていたことが積み重なってゆくの
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アンサンブルが良くて気迫があってずっと聴いていられて楽しくて、続いてて。
いつの間にか目線の先に立っていて、LFRの棚、Skream、残響の壁、渋谷の雨、借りたシネマのCD、ちゃんと自分の選択で今ここにいるし、自分にもそういうものがある、って思える瞬間だった。見に行って良かった。

今日
Line In the Sand / Q and not U
Old Elba / Couplet
sunameri smoke / PAS TASTA & Cwondo

藤と鳶

藤と鳶

2023年GW

藤の咲き狂う風景を通り過ぎ、海岸線を望むルートで仙台へ向かった。

そういえば近所の神社に藤棚があるのを見つけた次の日、いつもは見ないリビングの窓に寄ったところ、フェンスの手前を藤が這いつくばっていた。
どうやらこの時期って藤の季節で、それは中吊り広告の中に限らないっぽい、と気付いてから、車窓を眺める視線の先にずっと紫を探していた。

それはそれとして、花壇の藤は近所を覆い尽くす

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2111dd

2111dd

一昨年の秋の下書きより。

この夏〜秋、tumblrにひたすら日記を書いていた。書き続けるうちに前日の自分と競ってるみたいな感じになってきて、正直聴いたはずの曲でも覚えてないものが結構ある。
でも、そういう無理やりめなモチベーションがなければ聴かなかったかもしれないものに色々出会えた、とも思う。少なくとも行けるフェスの選択肢、見たいアーティストの数は増えたし。
誰が見るでもなくても2000文字くら

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ichimen no nanohana / guppykenkyusei

あ、ここにも研究が、と思って聴き始めたら、とてつもなく好きな音像で、メロディラインだった。
一面の菜の花、一面焼け野原。歌い出しで完全に持ってかれてしまった。
打ち込みかと思っていたらバンド編成らしい。ずっとわくわくしているし、ずっと聴いていられる。
.
時々なんらかのアルゴリズムで何かが目の前にあらわれては放心するようなことがあって、何もやめたくない、と思う。誰かがつづけて、視野を投げ捨てなかっ
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Melodic Storm / ストレイテナー

キャリアの前にもあとにもMelodic Stormみたいな曲があるわけじゃなくて、もっと光みたいな曲もシリアスで攻撃的な曲も優しげな曲もダンサブルな曲もあって、各々いろんな曲を好きでいるはずだけど、それぞれの日々にMelodic Stormと結びついた最高の思い出があって、もちろんそれは今日また記憶に残ったそれかもしれなくて。
そういう全部が乗っかったあの高まりの一体感が、改めて尊いものだと思えた
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未来 / THE BACK HORN

退場際、フィルインが本当に良くて感動した、という感想がそばで聞こえて、自分も未来のフィルインに心を掴まれてしまっていたから大共感した。
切なくても快活に鳴るドラムが似合うのがバックホーンならではで、色褪せない魅力の秘訣(のひとつ)だと思う。

あんなに曲が素敵で、こんなにライブが楽しかったら、それはみんな大好きになってしまうよね、バックホーンのことがさ、と思い知らされるようなライブだった。

何年
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乗りたい快速を逃してばっかり
4月中旬
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悪夢へようこそ / ギリシャラブ
Outsider / ART-SCHOOL
Hey my friend / Tommy heavenly6
雑感 / 柴田聡子
Mate / No Buses

誰がなんの何年目かとかもう何もわからない
✔️今日から一昨日
Last Dance / AIR
双六/ Summer Eye
なんて日々だっけ? / ドミコ
収穫(りゃくだつ)のシーズン / Helsinki Lambda Club
モーニング・グローリー / w.o.d.

avengers in sci-fiを聴いている(前)

avengers in sci-fiを聴いている(前)

avengers in sci-fi 20th. Anniversary LIVE 20 H.I.T.を見る前と、見た後と、ヘッドホンを装着する度にavengers in sci-fiの曲を聴いていた、ら、いつの間にか再生時間が1000分に届きそうになっていた。

通勤の往復が120分として、月曜から金曜まで聴いたとしても600分なのだから、相当に多い。そしてその残りの6時間分は一体どこから……?

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There He Goes / avengers in sci-fi

聴き込んでこなかったアルバムからの1曲、正直ライブの記憶も朧げで、だけど帰ってきてから時間差でむちゃくちゃ聴いている、し、効いている。
大事な曲が増えるのって幸せなことだ。何度も反芻して、感想ってこういうことだったなあとか。思うばかりだ。

2月前後

2月前後

最近響いてるものの話

いやはや熱海くん(1)

5話。5話が本当に。物語にすると、こうなるんですね……というようなお話で。良かったですね。この尺におさまるような話であるというのも同時に衝撃的だった。
このシチュエーションとこのモチーフをこう組み合わせて、こう持っていって、というのに痺れる瞬間はいつだって心地好い。
あのときこれ読んでたよね、となるものが自分にもたくさんある。高3のときに雲の図鑑を

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