決断。
ここ2〜3日の間、会社の人事とメールや電話でやり取りを続け、ずっと後回しにしていたことをついに決めた。
2022年10月31日付けでの、退職。
辞める意向に9割方気持ちは固まっていたのに、
どうしても踏ん切りがつかずにいた。
もう1ヶ月休職期間を延ばしてもらう決裁が下りた後だったが、ふと戻る気がない会社にしがみついて何の意味があるんだろうと思った。
色んな感情で混沌とする自分の気持ちを俯瞰したとき、それが病気を発症する前の過去の自分への執着だと気付いた。
「職種も年収も希望通り、転職活動が成功し上場企業で働く私。」
体に異変が出て休職したことで、改めて自分の人生について立ち止まって考えるきっかけになったし、自分自身と向き合えるチャンスをもらった。たくさん悩んで苦しんで踏み外したけど、今はきちんと見える。
その姿が私が求めるものではないことがハッキリと分かったから、過去に一区切りをつけ手放すことにした。
この先のことは全然何も決まってないし、何の根拠もないけど大丈夫、と確信している。
来月からは、30代独身の無職。
これだけ見ると、傍からすればどうしようもないヤツだろうし、両親にはきっとまた溜め息をつかれると思う。
それでもいい。気持ちは凄く晴れやかだから。また一からひとつずつ、私なりに築き上げていけばいいだけだ。
こんな風に思えるなんて、少し前のボロボロで余裕が無かった私には想像がつかなかった。今は物事に対してまた前向きに捉えられる自分でいられるようになったことが、本当に嬉しい。
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