見出し画像

知見を広げる

すぐに切り替えられる人は、結局相手のことをそんなに好きじゃない”

noteより引用

というnoteを読んだ。

 本当にそうなのかな。わたしはすぐにパッと切り替えて違う人と関係を作っていくことにエネルギーを注げるタイプではあったけれど、でも、間違いなく一人ひとりのことは好きだった。だって好きではない人と付き合おうと思わないから。

 短期になるか、中長期的な付き合いになるかというのは、付き合ってみないと分からないけど、でも付き合おうと覚悟を決められるくらいの人なら、結婚のことまで考えて付き合うんだよね。きっとそう書いた人は、この感覚が分からないんだろうけど



 わたしにとって、前に付き合っていた人を引きずって、恋人を作らないという期間がある方が納得がいかない。だってもう別れてしまった人なのに、今更どうしようもないじゃん、と思ってしまう。

 確かにその人ともう過ごせないことを思って泣いたりはするし、ふとした時にその人との思い出を思い出して切なくなったりはするよ。でも、それをどうにかリベンジして、前みたいな関係に戻ることはもう二度とできないということが分かっているから、ひたすら泣いて落ち込むことにしている。どうにかできるなら、別れるという決断をする前にどうにかできているはずだからね。



 久しぶりに、恋人がいない期間を3ヶ月も過ごしている。いつぶりだろう。20代前半はとてもさみしがりで、とにかく週末は誰かといっしょに過ごしたかったり、誰かのぬくもりにいつも触れていたかった。だから、もちろん長く付き合った恋人もいれば、いない期間には間髪入れず活動的になれて、恋愛をすることを常に楽しんでいた。

 でも今はそんな風に恋愛にエネルギッシュになれない期間に入っている。もちろん周りにいいな、と思う人がいれば少しずつ行動に出るし、お誘いがあればとりあえず行ってみるスタンスは変わっていない。けれど、狩りに行くように出かけていた出会いの場にはもう赴く元気がない。
 
 自分の最高に居心地のいい空間にいられる時間を減らしてまで、他人と会うことに時間を割けないでいるのだろう。何かしらの焦りがないと、行動に出ることはできない期間なのかもなあ。

 わたしはマイペースすぎて、何かを決めるときには自分が納得しないと絶対いや!と思ってしまうような子どもだから、やっぱり恋愛においてもそうなのだと思う。いいかな、自分がそうしたいと思ったときで。いろんな人の価値観を知って、知見を広げて、自分を知って、アップデートする期間にしようっと。