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すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ

『すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』という映画を観た。姪っ子たちと。※ネタバレなし

子供向けの映画なので僕もまた子供のように(けれどやっぱり大人の気持ちで)メディテーションに入った。

この世界のすみっこで暮らしている動物、植物、存在、物質。それらが手を取り合って生きていく。素敵なメッセージだと思う。マジョリティがある限り、マイノリティは発生する。すみっこで生きることを余儀なくされる存在がいる。あえてそれを選ぶ存在もある。森の外で生きるということ。外部で生きるということ(このことは以前、友人からも指摘を受けていた)。

こういった作品が支持を集めるということは、この世界がこの世界の"すみっこ"に対する愛おしさや認識を再確認しているということなのだろうか(単純にキャラクターが可愛いということが大きいのだとは思うけれど)。

排斥され、淘汰された文化がある。生命がある。存在がある。それは自然の摂理とはいえ、二十一世紀は二十一世紀なりの新たなフェーズに入っているように思う。八十億の人類と何千万種の生命、何十万種の植物、無機物、がらくた、謎、そんなものを一緒くたにしてこの惑星は廻る。廻る。捨てるのか、守るのか。共に生きる道を探すのか。祈るしかないのか。

そんな大人の事情はさておき、子供たちは映画を観てとても楽しんでいました。僕もとても癒されました。すみっコぐらしの映画は第一作目もオススメです(友人に勧められて観たらとても素敵でした)。

#作田ハズム #すみっコぐらしツギハギ工場のふしぎなコ

(2023.12.4)

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