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「とりあえずやってみる」が出来ない人、ちょっと楽になる考え方を見つける

「とりあえずやってみる」で何故ブレーキがかかるのか

アプリを作るにしろ、何にしろ「とりあえずやる」ことは重要だ。
分かっている。
分かっているんだが、なかなかどうして、いつもブレーキがかかってしまう。

何故ブレーキがかかるのか。
動くことではなく、どう動くのか、という事が重要なんじゃないかと思っているからだ。

これを考えたきっかけは、memoryStに、掲示板のような機能の追加を検討することになったからだ。検討しだしたら、デメリットばかりがブワァーっと出てきて、一気にブレーキがかかってしまった。

そこで、「とりあえずやる」という事のメリット、デメリットを考えてみた。

「とりあえずやる」 のメリット、デメリット

とりあえずやってみる、ということは、行動のスピードが上がる。
それによって、生まれるメリットは

・より多くの事実ベースの改善が出来る。
・改善が出来ることで知見・経験が溜まる。
・思考の手戻りを減らせる。
・利用者にとっても変化が生まれる。
・物が見れる事で、進んでいる実感がわく。
・行動のテンポが上がり、勢いが出る。

とりあえず思いついたのはこんなところ。

一方で、デメリットはというと、

・改善の質が悪くなる(気がしている)。
・追加した機能が制約になる(かもしれない)。
・近視眼的になってしまい、練度が上がらない(と思う)。
・長期的に見て悪くなるという不安がある。
・疑問があるまま進めるので、納得感が薄い。
・考慮漏れによるツギハギが多くなる。
・ツギハギが増えて全体的にアンバランスになる。

などなど。

「とりあえずやる」時に感じていた不安

こうやって考えてみると、デメリットは、自分の主観的な不安ばかりだ。

今までは、「動いた結果、余計なエネルギーを使いそう」という不安がブレーキを掛けていた。ブレーキをかけながら動くから、力を使い過ぎて、終わったら振り返らなかった。結局やりっぱなし。

で、問題が出てきたときに、それ見たことか、と自分の中のブレーキをより大きいものにしていた。

動く前の不安を、動いた後のエネルギーに

不安があって、あーだこーだ考えるということで、動く前に結構エネルギーを使っている。このエネルギーを動いた後に持ってきたら、もっと良い感じにやれるんだろう。

結局のところ、行動する前に考えられることは限られてるし、大概がハズレている。

「まずは行動する」ことに不安があるときは、ちょっと考え方を変えてみると良いのかもしれない。

行動して、調べてみよう、と。
行動することが目的ではなく、調べることが目的なんだと。
調べて改善して、もっと良くしていくんだと。

そう考えられれば、少しは動けるようになるな、と気づいた。

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