韓国語のリスニング・スピーキング力を向上させる音声練習7選
안녕하세요!
韓国語のレッスンで文法や会話はよく扱われますが、音声を使ったリスニングや発音強化のレッスンは、正直あまり扱われていないのが現状かと思います。
しかし「スペルがわかればそれをきちんと発音できるようになる、発音ができれば聞けるようになる、きちんと聞けると話せるようになる」のです。
そのためにも、音声を使った練習は必須です！
今日は、家で1人でも音声練習ができて、かつ効果的な方法7つをお教えします♪
練習方法1. リピート練習
音声を聞いてそれをそのまま繰り返すという初歩的な方法です。
子供が自然な発音を獲得するシンプルな方法ですので、大人にも効果ありです！
自分なりの発音で何度も練習を繰り返しても、良くない部分はどのままです。
見本の音声を聞いて、それをそのまま真似て発音する。シンプルですが、その発音が体に染みつき、自然な発音が習得できます。
少しオーバーにでもいいので、演じるようにリピート練習してみてください！
練習方法2. 音読練習
音読することで、速読・語彙の定着・自然な言いまわしが可能になります。
また、韓国語の「音」を瞬時に「文字」と「意味」に結びつけることができるようになるので、リスニング力がアップします。
一言一句、意味を追って聞いたり話したりしていたのが、聞こえたものを瞬時に理解できるようになるので、日本語に訳すワンクッションを省くことができるようになります。いわゆる「韓国語脳」ですね。
これを続けると自動化 (頭の中で考えずにそのままフレーズなどが口から出るようになること) も可能になっていくので、少しずつでも、毎日練習するようにしましょう。
練習方法3. ディクテーション
聞いた言葉や文章を、書き取る練習です。
文字に起こすことで何が聞き取れていて、何が聞き取れていないかが明確になります。
なんとなく音は聞こえても、韓国語の特殊な発音変化などのせいで、意味が全く取れないことが多いですよね。その特殊発音対策の練習に最適です。
単語だけを書きとる、文章全体を書きとる、要約するなど、用途に合わせて様々な練習が可能になるので、これもオススメの方法です。
練習方法4. オーバーラッピング
流れる音声を聞きながら、同じスピードでスクリプトを読み込む練習です。
ネイティブの音声と同じスピードで読む練習をするので、自然なスピード、ネイティブに近い発音の習得に効果的です。
また、「聞く」と「読む」を一緒に行うことで、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えることができます。
簡単そうですが、2つのスキルを同時に使用することになるので、思ったより難しいですが頑張ってやってみてください。
練習方法5. シャドーイング
音声に少し遅れて、追いかけるように聞こえたことを繰り返す練習です。
何も見ずに聞こえたものをそのまま声に出していくことにより、自動化 (頭の中で考えずにそのままフレーズなどが口から出るようになること) が可能になります。
また、韓国語の特殊発音なども自然に聞いて発音できるようになるので、リスニング力向上に効果的です。
シャドーイング用の音声はあまり難しいものは選ばず、語彙や意味などをまずきちんと理解したうえで練習することも重要です。
練習方法6. サイトトランスレーション
韓国語の一文もしくは文のひとかたまりを聞いて、即座に日本語に通訳していく練習です。
基本は英語通訳の練習に使用する方法ですが、日本語⇄韓国語をスピーディーに変えることで脳に負荷をかけずにリスニング・スピーキングが可能になるので、英語学習者、通訳希望者に限らずおススメの方法です。
なんとなく聞き取れたけど、きちんと日本語で説明することは難しいということありますよね。そんなときは、この練習も加えてみてください。
練習方法7. リプロダクション
韓国語を聞いて、それをそのまま聞いた通りに韓国語で再生 (再現)する練習です。
再生 (再現)するためには、聞いたことをそのまま脳に記憶しておかなければならないため、脳内の短期記憶の容量を増やしていくこと、つまりリスニング力の向上に役立ちます。
そして、聞いたことを理解して再生 (再現)しなければならないため、スピーキング力も同時に鍛えることができる、語学習得には最適な練習方法です。
まとめ
これらの練習方法から見てもわかるように、4つの技能「読む」「聞く」「話す」「書く」をまんべんなく、バランスよく使えるようになることで、
韓国語の力がついていきます。
語彙や文法を覚える作業、インプットは基本です。
そのうえで、これらの音声練習を追加することで、より効果的に韓国力が向上しますので、ぜひ毎日少しずつ試してみてくださいね！
1人で練習が難しい方はご相談ください！
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