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平成の紅白歌合戦を軽く考察したい〜2010年代後半編〜

とうとう平成紅白シリーズ最終章となりました。最近になると、J-POP中心・演歌少なめ・コラボ企画あり、などあまり他の歌番組と違わなくなってきたように思います。私は引き続きガキ使派でしたが、平成最後の紅白(2018年)は紅白を視聴していました。

2015年(第66回)

白組司会は当時あさイチの司会を務めたV6の井ノ原快彦が担当。これは2010年代で唯一嵐メンバー以外が担当したことになる。

初出場は乃木坂46・Superfly・レベッカ・星野源・ゲスの極み乙女。・BUMP OF CHICKEN・μ's・山内惠介・三山ひろし。

またこの年は森進一(48回出場)と細川たかし(39回出場)の長年紅白を支えた演歌歌手の勇退や、司会も務め紅組のボスとも言われた和田アキ子の出場がこの年でストップしたり、翌年解散騒動があったSMAP最後の出場など、大きな節目を迎えました。

一方でトップバッターが郷ひろみ、トリがそれぞれ紅組が松田聖子、白組が近藤真彦で、ラスボスとしてネット界隈で話題になった小林幸子が2011年以来の出演(企画として)するなど、昭和色が強い年でもありました。

2016年(第67回)

初出場はPUFFY・欅坂46・市川由紀乃・大竹しのぶ・宇多田ヒカル・RADWIMPS・RADIOFISH・KinKi Kids・桐谷健太・THE YELLOW MONKEYS。PUFFYや宇多田ヒカル、KinKiはデビューから20年経過しての初出場、イエモンも1992年にデビューしこの年再結成しての初出場となりました。

この年は2010年代後半の中では最も流行曲が多く、「前前前世」「海の声」「サイレントマジョリティー」「PPAP」(企画コーナーとして出演)など多彩だったように感じます。そして嵐が初のおおとりをつと大トリを務めました。

2017年(第68回)

Little Glee Monster・Hey!Say!JUMP・SHISHAMO・竹原ピストル・丘みどり・TWICE・三浦大知・WANIMA・エレファントカシマシ・トータス松本(椎名林檎とデュオ名義でウルフルズとしては過去に出場)が初出場。韓国のアーティスト(TWICE)が出場するのは2011年以来。翌年に引退を控えて安室ちゃんが特別出場枠として出演。また朝ドラひよっこの主題歌を担当した桑田佳祐も特別出場枠で出演。

またコラボ企画が多く欅坂46に総合司会の内村光良が、乃木坂46にバナナマン日村がメンバーとパフォーマンスを披露しました。

2018年(第69回)

平成最後の紅白歌合戦。DAOKO・Suchmos・純烈・あいみょん・King&Princeらが初出場。企画コーナーとして「ひょっこりひょうたん島」「パプリカ」といったキッズショーや刀剣男士・Aquors、2013年ぶり出演の北島三郎が「まつり」を披露するなど新旧揃い踏みとなった。

注目ポイントがとにかく多く「USA」での第二部幕開け、米津玄師の初出場&テレビ初歌唱&徳島からの生中継、特別大トリとして出演したサザンオールスターズと松任谷由実の共演シーンなどまさに"平成最後の紅白"として最高の内容だったように思います。

このように平成の30年間で紅白は大きく変容しました。まず演歌歌手が1989年は16組だったのに対し2018年は10組と減り、視聴者層を若者に定めJ-POP中心になった。
また企画コーナーも多様化し、アニソン歌手の出場やキッズショー、芸人が歌手として出場することも当たり前になりました。

令和の紅白歌合戦はどうなるのであろうか?個人的にはもっと演歌歌手が出場してもいいのでは、と思うが、そんな紅白歌合戦も今年はコロナの影響で開催が危うく"リモート紅白"になるのでは?とすら言われている。コロナがきっかけで紅白も大きく変化するのだろうか。紅白の変化をこれからも見守っていきたい。

6回も続いたこのシリーズ、見て下さり有り難うございました。





宜しければ見てみてください💞

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