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ジャニーズ嫌いだった女がジャニーズのファンクラブに入った話

私にとっての『ジャニヲタ』とは
何だかとてつもなく恐ろしい存在だった。

と言うと凄まじく語弊があるし、全員がそうでないことは分かっている。
だがしかし、私が今までの人生で見てきた『ジャニヲタ』という種族は、担当への愛ゆえに盲目で狂信的だった。

中学時代、某・気象系ジャニーズグループが社会現象を起こすほどのブームを起こしていた。
彼等をテレビ番組で見る機会は多く、ファンで無くとも10曲ぐらいは知ってるし、メンバー全員のフルネームも言える。

グループのみにスポットを当てると、好意的な印象を持っていたのだが、その彼らの熱狂的なヲタクの行動により、グループの事までうんざりするように感じてしまった。

そのヲタクは、

「そのグループを好きであることがもはや法律」
「自担の行動で信者全ての行動が決められる」
「そのグループの話題しか話しちゃいけない(但しにわかな知識はOUT)」

というような考え方の持ち主であった。

本当に宗教だ。極端な話、統一なんちゃらと思考は変わらない。

それ故に私は『ジャニヲタ』に絶対ならないと思ってたし、なる訳がないと思っていた。

2016年、SMAPにハマる

それから約5年の月日が流れ、SMAPの解散3日前に、SMAPのファンになった。

なるとは思わなかったジャニヲタになってしまったが、何となくSMAPはジャニーズの中でも別枠だったし、平成懐古趣味を持つ私にとって、『平成の代表アイドル』であるSMAPを好きになる事は何にも不思議ではなかった。

V6やTOKIOも好きだが、あくまで平成ヲタクの視点として、平成を彩ったアイドルという側面として好きになるのみであった。

わかりやすく言うと、三島由紀夫はあの時代を生きた文筆家だから好きだけど、もし三島由紀夫が現代を生きてたら好きにはなってない、みたいな。

全然わからねぇや^_^

2022年 キンプリにハマる

そしてそこから約6年の月日が流れた。

今年11月。
King & Princeのメンバー3人脱退するというニュースを見た。

非常に驚き、悲しかった。というのも時々見ていた冠番組『King & Princeる。』(キンプる)の岸くんが英語で調理工程を話し、他のメンバーが料理を作る、というコーナーが好きで、それが見られなくなるのは悲しい、という悲しさだった。

と同時にSMAPのような事務所内分裂に巻き込まれたかのような報道を見かけたことで、少し変な興味を持ってしまった。

(余談だが、この事務所陰謀論に対してはSMAPもキンプリも多少は巻き込まれたとは思うが、結局は本人の意思で退社の決断をしたとは思うので、陰謀論者の暴走気持ち悪い(^_^)という解釈です)


そして私は最新曲の『ツキヨミ』を見た。


気づいたら一日中ツキヨミを流していた。
そして気づいたらParaviでキンプるをほぼ全放送回見ていた。
そしてそして気づいたらファンクラブに入っていた。
1ヶ月前の私に言っても信じないようなことだ。

これまでの人生において、様々な人にハマった。
コブクロ、織田信長、チュートリアル、ピース、平成ノブシコブシ、パンサー、°C-ute、モーニング娘。、SUPER☆GiRLS、でんぱ組.inc、私立恵比寿中学、SMAP…。

しかしファンクラブに入らず生きてきた。

ファン歴約10年のハロプロですら入らずに生きてきたのに、たった2週間ハマっただけのキンプリのファンクラブに入ってしまったのか不思議で仕方ない。
でもそれが沼落ちというものなのだろう。
いやぁ、怖いね。

そして私は、SMAPといいキンプリといい、あらゆる事象のハマるタイミングが悪い人間だ。
今回もそうだが、きっとこのタイミングじゃないと注目しなかっただろうし、ハマる事は絶対に無かったと思う。

SMAPの時は解散になってしまったが、キンプリはとりあえず2人で活動を続けるとのこと。
グループが存続するだけマシ!とハマるタイミング悪子は思うのであった。

2人で活動することに心配はないが、1つ言うならシンデレラガール、2人で歌えなくね?過呼吸ならない?

特に2番のここ

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