【ボルテ】第8回UF杯、お疲れ様でした。

どうも、こんにちは。
ネコジタです……今回はちゃんとネコジタですよ?

さて、第8回UF杯が終わったタイミングから実は今回もしたためてました。
本来であれば早くて8月中、遅くても9月上旬には完成する予定だったのですが、仕事だったり諸々が立て込み当初の予定よりも遥かに時間がかかってしまい、こんな中途半端な時期での公開になってしまったのですが、なんとか完成に漕ぎ着けたのでした。しごとがつらい

何から書くべきか迷ったのですが、そもそもUF杯ってなんぞや? というボルテプレイヤーの方も居ると思います。
ので、改めてそこから書かせてもらいます。

UF杯、概要と感想。

UF杯とはボルテでオンライン開催される大会です。
参加者の方々のVFを基に8.9人でリーグが組まれ、3人ずつ総当たり形式で行われていく対人戦なのが特徴的で、トーナメント式ではない関係上参加者全員がスケジュール面で同じ様に参加が可能なのです。
期間中、まず一戦ごとに3人それぞれが自選曲を選び、その選ばれた3譜面をゲームが終了する間際、ノーマルプレイ等の時に出てくるトータルリザルトを撮影してそれを提出しなくてはなりません。
加えてノーマルモードで条件を満たせば進出できるEXトラック(4曲目ですね)でのプレイは受け付けていないという徹底がなされております

(一応、理論上ではアリーナモードで1〜3曲目で課題曲3譜面が全て入っている状況下なら条件は満たせているので恐らく受理がされるのでしょうが、机上の空論ってヤツなので気にしない方向でいかせて下さい)
書きたい事の本筋はこっちです↓

これらのルールが端的に何を意味するかと言うとプレミアムタイムモードを使ったプレイではこのUF杯にリザルトの提出が出来ません。
3譜面をきちんと高い水準に持っていく為に求められる地力は単曲への自己ベストを狙い続ける為のそれとはまた違っています。
苦手がどれだけ苦手じゃなくせるか?
得意がどれだけ得意か?
そういう部分を求めてくる様子はオンライン上とは言え、鬼気迫る様子が有り。
結果発表の時にはただ淡々とスコアの数値が羅列られているそのスプレッドシートに参加者の人達全員の歓喜、驚愕、哀愁、残業残響等様々な感情が渦巻く場となっております。

そんなUF杯に今回も参加の方をさせて頂きました。

UF杯に参加するまで、そして開催されるまで

正直に言いますと参加するかどうかを少しだけ迷いました。
理由として4つ。

  1. 前回と違い倣楽ほうらくさんは崩落してしまった 
    ※前記事参照
    https://note.com/nekozita_note/n/n2b25cc7f3076
    ……もとい、今回はやるなら正々堂々と情報を隠す事を余りせずにり合いたい欲が出ているが、そうなると勝負として勝てる見込みはかなり薄まる

  2. そしてその欲求部分に対して、ボルテ公式に実装されたオンラインアリーナモードが割と解消させてくれていた

  3. その時点でプレイスタイル、ルーティーンライフ的に行っていた『自身の地力を上げつつ、アリーナで腕を試す。』という塩梅を崩して切り詰めないと参加した所で恐らく自分自身に納得がいかない事が予測出来る だいたい仕事のせい。

  4. 僕自身もここ最近で主催を始めたネコジ大会(後述)の運営が疎かになる可能性。
    主催者という立場としていいんかそれで? というジレンマ

……と、まあこんな様子でした。
少し迷い、考え始めた結果、一つ気付きが有り、そこから妙案、奇策を講じます。
悪知恵が働いたと言っても良いでしょう。
気付きの点から書いていきます。
ボルテのオンラインアリーナと今回のUF杯とで決定的に違う要素が有りまして、そこが妖艶で魔性な魅力を滲み放っていました。

今回のUF杯はポイント制というです

公式アリーナでのルールはこの時、トータルスコア制でそのルールも自分は良いなあ、楽しいなあ、なはなはあ〜と充実感を得ていたのですが
多機種勢の性とでも言いますか、IIDXの方でのアリーナルールだったらまた皆投げる選曲を変えてくるのかもなあ〜、と。
そんな部分に想いを馳せていました
その部分につきましては、開催中にアリーナモードでも第2回のランクマッチが開催され、そちらもポイント制が採用されたので結果論的には内々に秘め馳せていたこの想いは無事に昇華され、充足感に満ち溢れたのですが。

この部分だけで上記の1~3のジレンマはほぼ解消されました、それを上回る魅力が要因です。
『期間内で該当の譜面に取り組み続ける事での実力面での向上は甚だ大きい』
この事を前回実感していた事も有りまして、参加したい気持ちはもう出てました。

しかし、4は? ネコジ大会の運営面は? 協力してくれているスタッフメンバー達も同じ音ゲーマーなので、その辺を"理解"はしてくれるだろうけどちゃんと心から"納得"してくれるだろうか……? 
ここが最後まで有りました。

唐突ですがここで上記の文章を引用致します

少し迷い、考え始めた結果、一つ気付きが有り、そこから妙案、奇策を講じれる事に気が付きます。
悪知恵が働いたと言っても良いでしょう。
民明書房『ネコジタとゐふ者。』より一部抜粋

僕は参加したいという気持ちに"気付き"その後、立場上のジレンマに襲われ、とはいえ辛抱がたまらん状況下に置かれました。
とある筋肉芸人さんが仰った言葉が有ります。
「みなさん、ここからが"妙案"、"奇策"なんです。」ってね。

UF杯はスコアや課題曲の確認がスプレッドシートで出来るのですが、その部分とは別ページにエントリーネーム(偽名も可能)や選手としての一言コメントが掲載されてもいます。
参加者一覧のタブですね。

一例として
「がんばります」
「かてません」
つまみで皆轢き●します
わーん、犬(伊藤園)
etc、エトセトラ…。
皆さんその箇所の自分の場所をどうかご一読願います。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1uuaPbYqBUG00CbYK52YHK9pM5H02H_mwOcFuB3GJDTo/edit

そうです。
その様にしちゃいました。
思い至った瞬間の閃き、参加出来る事のキラメキ。
僕の中でのポイントと点トが結びつきました。
闘える悦びにもうテントが張って辛抱尽きました。

イメージ図

妖艶な魅力に全く抗えなかったです。
僕もボルテプレイヤーですから。

開催、そして1回戦。

そんな訳でネコジ大会メンバーには
ぼく「ゆーしょーしてもっと宣伝するけーかくや! 」
みんな「

                         」 ※一部事実と異なる部分がございます

という事で諸々完結して無事(?)UF杯参加完了! 
さあがんばるぞ〜、今回はEリーグ! 前よりもVF上がってるし案外Dリーグぐらいじゃないかなあ〜、どれどれ……EリーグのVF|《ボルフォース》下から2番目! やべえ! 
プレッシャーの有る状態からのスタートでした。

さて、まず一回戦でございます。
あ、初めに断っておきますが、相手のツイッターを探る作戦は今回意図的にあまり行っていません。
優勝を目指す気持ちは変わっていないのですが前回は『ここまでやったから優勝だった』という部分が感覚として有りました。
平たく言って格上ばかりなので優勝した実感は当時あまり無かったのです。
それまでも、そこからも自分の音ゲーでのプレイスタイルとして『その時々で小〜中規模の目標を毎回決めてそれを達成に向けてこなしていく』
という事を良くやっていたので苦手を減らせている自負が有りました。
その自信はどこまで真実なのか、客観的に自分の実力を把握出来ているのか。
これを確かめながら優勝もする気概で今回は臨もうと。
という事でそっちは今回は無しの方向にしまして、実際にプレイしてシンプルに僕自身の得意を模索して(アベレージまで含めて高くて初めて"得意"になったりもするのでそういう意味でも大会って面白いですよね)
それを当てる事に。
その結果第1回戦の自選曲は

極圏  【HVN】

と、なりました。
コレ実は得意と言っても若干の情報的優位性を確保しているが故の選曲でもあり、平たく言って曲のラストにして1番の不安要素である長くて速いトリル。ココを自分は1.2の取り方をして安定性を確保していたのが理由です。

この説明でピンと来た人も居るでしょうが
つまるところこういう意味です

この赤の部分は右手で押し、青の部分は左手で同時押しとして処理する、ボルテの判定でなら黄クリティカルで通せる餡蜜方。

これによりある程度のアベレージを確保出来ていました(十の試練でも同様の事が可能です)
この情報を相手が知らなかったら儲けもん。知っててもそれでトントン。
もっと言うと情報として知ってても通しの中でちゃんとそれを決めれるかどうかはその人次第。
決まらなかったら、餡蜜の性質上、一気にそこだけで落としてしまうのでまた最初からになってしまいます。
自分の場合はその箇所にだけ絞ればそこそこの確率で通り、出してしまっても右手側の単発の部分でポロポロ1.2ニアを出してしまう。
少なくともトリル自体全然ダメになった事はほぼ無いので、他にも選択肢は有りましたがこの部分に賭けてみる事に。
そして始まった1回戦の他選は

Hellfire 【GRV】
DropZ-Line- 【MXM】

ワ……むっちゃむずいのきた。
そんな感想が出ました。

ココで1つ、自分が1つの譜面のスコアをしっかりと詰める時の方法を記していきます。
①まずプレミアムタイムを選択、1回目は普通に通しでプレイ、譜面の流れを把握します。
②把握した結果大抵小さい難所と大きい鬼門が出てきます。
③次からはその譜面で自分が感じた難所と鬼門を思い浮かべながらプレイしていき、難所でのミスはまだそのまま通し、鬼門の部分では納得がいかなかったらクイックリトライをします。これを繰り返しながらやり方を覚えていきます。
④鬼門が納得のいく通り方をする様になったら難所の部分にも本格的に着手します。ただ、この時にもある程度Pプレミアムタイムの残存時間的にある程度時間が経っていたら難所でコケても鬼門まではやったり、再び最後まで通しでやったりと微調整をしたり、時には一度別の譜面を挟んで癖が付かない距離感を心がけていきます。

コレらが終わる頃にはその時点である程度地力的には納得のいくスコアが出ている事が多いです。
1回戦に限らず今回の他選曲はこの方法でとりあえず取り組んでました。
結果としては4ポイントを獲得する事に成功

〜軽い補足〜
1位で2ポイント
2位で1ポイント
3位で0ポイント
例外としては1位が同率で2人居た場合はその2人に2ポイントで2位の人は0ポイントになります
相対的に見て実質3位という扱いです。

今回は自選で同率1位になり、他選Aで1位でした
他選Bで2位に食い込めなかったのは少し残念でしたが、ポイント制なのを考えるとやはりこの辺の塩梅も変わってくるのでやっぱ面白いですね笑

第2回戦

2回戦目以降、まず行う事として、次に当たる人達が1回戦で何を選んだかという部分と、他選2譜面でのスコアです。
それによって投げる譜面も変わってきます。
極端な話つまみだけDランクの人とかが居て、その人がその時点で1位だったらつまみ譜面を投げれば良いのです。
コレは物の例えですが実際自分としては明確にコレを使う時があるかも知れないな……と言えるつまみ譜面が1つ有りました。
ただ、2回戦時点でそのカードを切る事はその後を踏まえてまだ早いとも考えており、とは言え一回戦と同じ19を選んで的を絞らせるのもなあ〜というジレンマも有りました。
開催中でも提出が終わってからは個々人が次の対戦が始まる期間までは自由に練習していくだろうし、少しおごがましいのですが仮にそこで僕に向けて19を練習していく……となっていく恐れも可能性として無くはないので、ここは18を投げておきたいという結論が有りました。
という訳で2回戦目で投げた譜面は

HAELE III ~Angel Worlds~ 【GRV】

です。
鍵盤と許容の少なさって部分とかを考えての選曲でしたが結果論だけで言うのであれば少し悪手なタイミングだったのかなあ〜とも思えなくもないです。
他選曲が

伐折羅-vajra- 【EXH】
Absurd Gaff 【GRV】

無茶苦茶硬派でシビアな三譜面に。
特に伐折羅の方、アベレージ的な側面で考えた時に自分は苦手な譜面だと思います。
勿論取り組んではいたのですが、ボルテに限らず一癖の、ちゃんとした難所が存在する様な譜面よりかは、様々な方向の難しさを持つ総合系の譜面の方が僕は苦手なのかなあ〜と思っています。
自選も含め中々揃わない、噛み合わない部分も有って大変だったのですが、良かった点も有りまして、Gaff GRVの方が自分の想定よりしっかりと仕上げられた部分でした。

この時点で自分の所持ポイントは7になり、3回戦が始まります。

第3回戦

3回戦、結論から先に言ってここで僕は上記で触れてた"コレ"を使用します

BEAST BASS BOMB 【MXM】

コレです。
お願いします(なにが?)
3回戦時点でポイント的に優勝候補の方が居まして
(実際優勝されており、無茶苦茶お上手で尊敬しました。)
作戦としては優勝候補の方が1回戦時点で実は既にBBBを投げられており、その際3位だったのを確認していました。
自分がBBBをPUCしていた事もありココしかないと思っていました。
ポイント制ルールとして自分が1なのは前提で、更に誰を2位にするかも大事だなあと思っておりました。
この辺はIIDXのアリーナで揉まれて身に染みた事でも有りまして、優勝候補の方にポイントを取らせない事も戦略として組み込まないと優勝は狙えないなあ〜、と。

そして他選曲は

Unleashed Redness 【MXM】
Last Resort 【MXM】

のふたつ……19がおる!!! 
ラスリゾがおるー!!!!!!!! 

イヤイヤイヤ
ケツイ〜譜面地獄たち〜
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
てめーMAD CHILD VXは俺を怒らせた


第4回戦

(実際は粘着とか研究とか回数とかの賜物なんですがその話はまたおいおいどこかで)
4回戦が開始しました。
3回戦の最後ら辺でも少し感じていた事が有りまして、僕が平日の時によく通っているゲーセンはVM一台という環境なのですが、ラスリゾを自分がやりすぎたのか、4回戦が始まる前の課題曲提出期間辺りの時期からメンテが悪くなり始めました。

過去そういった問題が起きたのは1.2回程度では無いですし、普段からちゃんと店員さんも丁寧に対応して下さって、あまり音ゲー担当では無い方でも理解をしてくれようと頑張って貰えてる印象も有ってとても良い店舗だとは思うのですが。
どうやらボタンのパーツ関連の在庫が切れているらしく、入荷するまで対応が出来ないとの事でした。
普段であれば、他の音ゲーをやるなりすれば良いので余り問題は無いのですが、流石に今そのアクシデントはまずい……。

苦肉の策気味に自分の提出した曲は

Blastix Riotz 【GRV】

でした。
理由としては所謂腕押し系の譜面で有る事です。
提出する曲は方針まで狭めた後も、その中でどれが1番ベストかを毎回悩みながら模索していくのですが、今回はそのスコアがメンテにより悪化する為アベレージの部分でのベストが全く分からなくなってました。
考えを重ねた結果として、腕押し系統の譜面で有ればコンディション的な調子の良し悪しをゲーム内での反応と関係無く理解が出来る部分を重視して1番出来が悪くなかった物という選び方をしました。
後は腕押しがちゃんと出来る日が4回戦のリザルト提出期間中のどこかでちゃんと来てくれるだろうという自分への信頼です。

そして4回戦の他選曲がこうなりました。

All for One 【MXM】
veRtrageS 【EXH】

結果論として話させて貰うとこれを見た時にパワー全開な譜面を選べた事は寧ろプラスだったと感じました。
一長一短有れど、譜面属性の幅が広がった事で揃えにくさが上がっている事がこの時の平日の練習環境的にありがたいだろうという心境です(当時はそれでも相当な不安でしたが)
かなり余談というか、脱線するかもしれませんが、オールフォーワンMXMなんかはかなり自分の苦手な譜面に属するのですが、結構出来るプレイヤーの方も多いのですかね? こういった大会をキッカケに少しでも克服出来ていたら良いのですが。。。

4回戦までを終えて後は結果を待つだけの段階になりました。

結果とか後書きとかをまとめます

結果発表〜!(浜田雅功)
第8回UF杯 Eリーグ
自分の順位は……2位でした……‪!
やれるだけの事をしっかりとやった上での2位なので悔しさが全く無いと言えばそれは嘘にはなりますが、VF的にはEリーグ下から2番目だった事等考えればかなり自分の実力の中での上限に近い所までしっかりと持っていけた部分が有ります。
これ以上の高望みは地力をもっと上げてからにしないといけないかなあー、なんて感じました。

手前味噌にもなってしまうのですが年内インペIIとか、そういう目標に向けての努力自体は現在進行形で一個ずつ取り組んでいるのですが、自己完結型の目標とかのそれとは全く別の、他者と競い合える様な環境ってやっぱ凄く面白くて楽しいな〜って改めて思えたのが今回の8回目のUF杯に参加して感じた所感です。
難しい言い回しをやめて、言葉選ばずに言うと……楽しかったので戦闘狂的にはまた闘りたい。
そんな感じです。
改めて対戦して下さった皆様、参加者の方々、応援してくれた周りの皆、そして主催者様。
誠にありがとうございました。

最初にも書いた通りというか、本来であれば今月9月の上旬辺りには書き終わってる予定だったのですが、もうすぐ10月にもなりそうで暑さも消えてきている時期になってしまいました。
音ゲー初めて10年目。
秋って僕は1番好きでずっと秋位が良いなあ〜なんて思ってますが、音ゲーは飽きない秋無いなんて感じでね。

ええ、ええ……うん。(´・_・`)

ネコジ大会もよろしくお願いいたします!

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