【ボルテ】第7回UF杯、お疲れ様でした。【過去記事リメイク】

こんにちは、ネコジタでございます。

過去非公開にした記事の再投稿となります。
今回は前回(第7回ですね)UF杯に参加していた頃のお話です。

去年の話だったりもしますので今の自分であれば多少違う感覚だなあ〜といった部分も有ります(その部分についてはまた別記事で書く予定でございます)が、当時の雰囲気を残す為に誤字以外の修正、調整は極力しない様にしています。

それでは今回もよろしくお願いします。

↓ここから当時書いた事↓

どうも僕です
正確に言うとネコジタです
 
まずは参加者並びに運営の皆様、大変ありがとうございました。
貴重な大会での経験値を積ませて頂きました。

それでですね
自分の中での作戦とか、そういうのをこの記事で書いてなんらかの形にして発信したいなと思い今回綴るTVしていく事にしました。
(UF杯についての記事を書く許可は運営アカウントさんの方から頂いております。まことありがたや……)

さて自分のこのUF杯への参加表明をした時点でボルフォースは20.275でした。
最終的にこの第7回のUF杯
63名の参加者が集い、世界に300人も居ない(当時の話で2022/08/09現在は更に多いです)とされるインペリアルIIの方が11人も居るというオンラインならではのレベルの高さに少し狼狽してしまった自分という部分も多分に多分有った訳ですが。
参加者の中から8〜9人でボルフォースの数値が近い方同士でのリーグ戦な為、参加人数が多ければ多い程実力帯が近い人と切磋琢磨が出来るってことです。
実際は笑顔で相手のモツを刺し合ってる感じなので決してポジティブな事ばかりでは有りませんが大会ならではのお遊び抜きの感じは個人的に凄く楽しかったです。
 
で、ある程度ボルフォースでランク帯が分けられて、リーグの数もAからGまで7つも有り大規模ですよ。
自分はEリーグに割り当てられ、さあ頑張るぞい!  と珍しくやる気満々で挑みました
 
珍しくって言ってもこの場合の言葉のニュアンスとしては『リーグ内で優勝を目指したい、狙いたい! 』という気持ちが全面に出ながら大会に参加したのが珍しいって話です。
 
珍しいっていうか多分初めてです。
過去音ゲーでの大会に参加している時って
参加した時点で本気で優勝を目指すという気持ちでは挑んでいなかったからです。
勿論勝利したいというのは前提として有りますが、根本が自分の実力がどの位なのかを大会を通して把握して次に繋げたい、参加する事でモチベーションも更にモっチ・モっチにしていきたい。
がメインだったんですよ。
ただ、今回は自身がインペリアルになってから初めての大会参加でしたから。
好奇心として
(今の自分が本気で優勝を目指したらどこまでいけるんだろう。)
というのが凄く有りました。

なので今までの自分ならまずやらなかったであろう事を割とやっています。
その辺の話を今回は記して、今後大会に参加する人、優勝しちゃうぜ〜って人の参考になるような物を。
それと同時に 音楽ゲーム × eSports という掛け合わせが普段の音楽ゲームとは面白さのベクトルが若干違うという部分も伝えられたら良いなあ〜って思った次第です。
 
前置きが長くなりましたね
書いてイコーヨーカドー。

・本大会全体での自分の方針

 大会に参加を決めた理由は前述の通りですが、具体的に参加してから何をしたかって部分を。
まずは自分のTwitterのゲーム(ほぼ音ゲー)用のアカウントに鍵をかけ、名前、アイコン、プロフィール、IDまで全て変更をしました。

変更したIDを戻す際のスクショをサルベージしました
メロンパンナちゃんが居るならメロンパンナイちゃんも居るだろう。みたいなね
これが
こう。

誰やねんって感じですが理由としては
ツイッターに過去上げたプレイ内容の記録等から、僕が苦手としている譜面を発見されて相手に選ばれる事を阻止したかったからです。
どの程度効果が有ったのかは分かりませんが結果論的には悪い流れにはならなかったので安堵。
課題曲発表の瞬間の緊張感は中々の物でしたよ、ふひぃ〜っ。
(余談です、このカッコ内は読み飛ばして貰って構いません。このアカウントから辿られないようにする戦法は割とこの手のオンライン大会だとそこそこ昔から有る手法らしく。偽名の倣楽という名前は"先人の戦い方を模『倣』して『楽』をする"というニュアンスで付けたものだったりします。)
 
反対に対戦相手の方のツイッターの方から自分のカードの中で何を出したら1番刺さるか、苦手そうか。この部分はかなり吟味した場所です。
自分が投げた曲で対戦相手の方がツイッターで怒ってたりもして
「ヒェッ……大会だから許してクレメンス」
と思ったりもしました。
しましたし、決してそれは他人事では無いのです。それに限らず投げてきそうだなあって予測した譜面や、これ急に投げてこられたらしんどいなって譜面、自分と同リーグ内で他の人が投げている課題曲に対しても自分も投げられる可能性が有ると想定して、練習、対策の範囲内に入れつつ、とにかく基礎的な地力と守備力をコツコツと上げながら、でも各種武器の手入れも怠らずに……とまで書くと大袈裟ですがそういった事を考慮して近しい位のプレイは心掛け、期間中はその方針に従った"頑張り"をしてました。

・1回戦で自分が選んだ曲について

 この話の前に1つ
『大会においての自分の長所、短所ってなんなのか? 』
その把握は絶対にしておく必要が有ると思い、自分の事を客観視します。しました。
や、しようとする前から結論は出てたのですけどね。
自分が得意なテリトリーって17〜18とかよりかは、19〜20だなあ〜っとボンヤリと直感はしてました。
この得意って勿論同値のボルフォースの方と比例して相対的にって感じなので自分としてはまだまだ穴が多いな〜と感じてはいるんですが、兎にも角にもその結論が出ているんだから下手に18を投げたりしたら返り討ちに遭う可能性は高まります。
の、で、19の中で自分的に得意だと思っている譜面の中で先述した通り対戦相手がなんとなく苦手そうな傾向の譜面を慈悲無く選んでいきました。
選曲だけを見ると攻めの姿勢……と人によっては思われるかもですが
寧ろ逆、守りをガチガチに固めた結果だという話です。
これは多機種勢として長年音ゲーをやってきた結果、19〜20の方が出来るタイプのプレイヤーである自分だからこそ取れる戦法だとは思います……
 
……17とか18はねえ〜……インペリアルに投げるのは怖いよ? 結構マジで。
 
またまた前置きが長くなりましたが1回戦で投げた自選曲はコレです

Dyscontrolled Galaxy
MXM

 1回戦目から全力で飛ばしてアクセル全開です
基本は上の通りなんですが一応ディスコンにした理由も有ります
・シンプルに出来る人の方が少ないタイプの譜面なので対戦相手のお2人両方へプレッシャーを与えられそうだっていう部分
・簡単めな19でSを出しても安心出来ない状況よりかは一定のラインを出せばとりあえず少しは安心出来そうという自分のメンタル強度考慮
・トータルリザルトでの提出というルール上、一定のラインさえある程度安定して出せる自信が有るなら(ここがすっごく難しいので文字を大きくしておきます)対戦相手の投げた譜面に対しての練習時間を少しでも増やせるかも
 
……要するにむずい19の方が結果的に都合が良くなるって感じでした。
俗に言う「上から殴る」の類な気もしますが、僕個人の気持ちとしてはそっちよりも相手の曲を練習する時間を増やせるメリットが1番大きく感じたので選びました。「上から殴る」は「下からは殴れない」という意味は決して含んでいないのです。
ですから下から殴られない様にガードを極限まで固める時間が1番欲しかった。これに尽きます。

 ・2回戦目以降に自分が選んだ曲について

 2回戦目以降は大枠では投げるに至った理由がほぼ全て同じなのでひとまとめに紹介していこうかと思います。
1回戦目はディスコンを投げた訳ですが、実は一個だけまだ言っていない理由が有ります。
厳密に言えばS以上から更に詰めるという段階でも自分の安定感を信じられる譜面は一応有るんですよ

Black Emperor
GRV

がそうです。
これを後の試合に取っておく為の1回戦でのディスコンという択でした。
2回戦目以降は1回戦目とは少し状況が変わります。
他のプレイヤーのそれまでに選んだ譜面が何なのかが事前に分かるからです。
他の大会等では分からない物もあるかも知れませんが、UF杯では分かりました。
そしてそれはとても貴重な情報です。
その相手が投げたレベル帯、譜面の傾向等から相手の得意不得意を予測し、自分の切るカードを変えるも良し、変えないも良し、なんだかしらんがとにかくヨシ! そこはプレイヤーの個性とケースバイケースだと思いますが、そういう立ち回りが2回戦目以降からは可能になります。
ですので2回戦目以降の今回の僕の基本方針は
・相手の投げた曲の譜面の属性がカブる19は避けつつ
・相手の苦手そうな19とかをチョイス(勿論自分の得意な範囲内で)
 
です。
 
それを踏まえてなんとなく1番苦しい戦いになるだろうな〜と考えられる所で1番得意な物を選びたいと考えました。
「それなら別に一度選んだ曲が選べなくなるルールでは無いのだから、全部黒帝重で良いんじゃね? 」
というのも全然有りだとは思います。

追記、補足
一度選んだ曲は次戦では選べないというルールでした
ルール説明の画像に補足用の画像があった事が把握出来ていませんでした、申し訳ございません……。

 僕が対戦相手の選ぶ曲の中で怖い物を投げられる前提でアカウントを加工し、裏で対策しているのと同じ事を相手もやっていると仮定したんです。
『想定出来る最低は全部事前に無くして最低じゃなくする』
これが勝利第一ならとても大切だと思っていますから。
ですから、この仮定は僕にとって大事な事でした。
なのでそれを避ける為にあえて取っておき、ここ1番でしか出さない。
そうしたかったんですね。
ですので2回戦でも黒帝は残す方針とし、残った2択は
Bof HVN

KAC 2013 ULTIMATE MEDLEY -HISTORIA SOUND VOLTEX- Emperor Side
GRV

 でした。文字大っきくしたしどっちにしたかは多分伝わりますよね? 
 
一応バンギンメドレーにした理由は2つ程
対戦相手のお2人が1回戦で17を投げているのを確認し2回戦目でも17の精度勝負が基本となると予想。
もしそうなると1ニアを削る戦い必須なので正直部が悪いと感じました。
ですのでソフランをしつつも19要素であるバンギンもやれないとキツいこの曲でトータルリザルトでの揃えにくさを底上げしたかった。そうすればPUCが苦手な自分でも17でのスコア面での戦いが少しでもやりやすくなるかも……という願望。願望。願望。
あとは自分はバンギン合わせで低速全部頑張る方法で今の自己ベスト993弱を出しているので周りと比べて多少事故りにくい→やっぱり相手の選んだ曲を練習する時間が少しでも増やせそう……? 
 
という2点です。
1回戦の時もそうですが
「相手が僕の選んだ曲の対策等をしている時間が増えてくれたら割とそれ以外の2曲が疎かになってくれたりして勝機も有るかも……ぐふふ」
という妄想とも呼べる期待も込み込みです。
 
実際この作戦は妄想に終わりました。
対戦相手の1人は18のCappuccino Heartsを選びまして、もう1人も17では有るのですがつまみ譜面の中でも中々に尖っているPet Peeve、そして自分のバンギンメドレーGRVという全体難、つまみ、ソフランというマジの総合力な3譜面に。
予想はまあまあちゃんと外れて主にPet Peeveが怖い事に。
これ……マズイなあ〜と考えてしまいつつもそこは前向きに頑張り
「1ニアの差が思ったよりも大きく無い選曲になったし、この流れはプラス……! 」
とメンタルを矯正し、1日にPet Peeveを譜面研究の時間含めて5時間程向き合い続けたりなどをした結果、このUF杯全体を通しても1番納得というか、これで負けるなら悔いは無いと思える出来栄えで提出出来ました。
 
あまりその辺りの話をしすぎても脱線してしまうので程々にして3回戦の話へ続けます。
3回戦で自分が投げた曲は

777
MXM

 です
直前まではBof HVN、大宇宙GRV、ライオッツGRV辺りと悩んでいましたが3回戦の対戦相手の方の中で恐らく自分と同じタイプ、19.20とかをテリトリーにしていそうな方がいらっしゃいまして、ここは下手に攻めすぎてはいけない。
そう感じた結果1番安定感を増せそうなモノを選びました。
2回戦とは違って守りの選曲をしたつもりです。
さて、他選曲は……? 
#Endroll
EXH

Spirit of the Beast
MXM
 
またつまみ! 
建前で言えば大会らしい面白味の有る選曲です。
参加してる自分の本音としては中々恐ろしい三曲。デス。
この三曲、勿論ちゃんと取り組んでいたのですがここで1番恐れていた事が発生。

「自分で選んだ777MXM、思ったより自分に刺さってね? 」

はい。
そうです。
やってしまいました。

777 MXMが思ったよりも自分自身に刺さりました。
結果論だけで言えば一位通過出来たものの、ホント紙一重の勝利だと思ってます。
ココは結果とか抜きに反省ポイントで、攻守の塩梅を自分で測り損ねるのは致命的なミスですね。
大会に参加する人は気をつけましょう、はーい。
4回戦の話へ
4回戦は前述の通り

Black Emperor
GRV

他選曲の事も気になりますがここまで来ると後の事を考えて自分の手札のカードを出す順番は考える必要が無くなるのでそこは楽ですね。
そして他選曲
The world of sound
HVN
9TH5IN
MXM
中々カロリーの有る3譜面ですが自選曲が1番カロリーを上げている原因なのをしっかりと自覚して取り組んだ結果……Eリーグ、優勝したのでした。
本気で嬉しい
 
え〜という事でなが〜くなってしまいましたがこれにて今回の記事の〆に入ろうと思います。
この記事って前述した通り大会で優勝を目指す人に向けての記事のつもりで書いてはいるのですが音ゲーで大会参加まではしないけど、参加者が何を思っているか〜とかの裏事情的な部分を何とか知りたい、垣間見たい。
って感じの人も読んでて面白い可能性がありますね。というかそうだとうれしいな
 
最後になりますが
これを読んでくれた方
大会運営の方々
他の参加者の皆様
改めてありがとうございました
そして改めてお疲れ様でした
 
某ゲームの制作チーム代表程直接的に音ゲーとは絡んでいない僕ですが、なんだかんだで界隈が盛り上がって、プレイヤーが増えて、音ゲーの話が増えてくれるのが一番嬉しいとは僕も感じます。
その一環として公式の関与していない大会等の話題もとりあえずギャラリーとして一言二言呟いてくれるだけでなんとなく僕はうれしいです。
 
また色々と別の記事で音ゲーの事も、音ゲー関係無い事も、色々書いていくとは思いますのでよろしくお願い致します。
 
では、ここまで読んで頂きありがとうございました。

↑ここまで当時書いた記事↑
↓ここからは色々と今の話↓ 

……という訳で、改めてありがとうございます。
ここから後書きです。
今思うとやはり半年弱程度で感覚的に違う部分も出てきてるなあ〜とは思いますが当時かけた思いとしてそのままにしています。
当時使ってたブログとこのnoteの仕様の違いとかでもやはり少し読みにくい部分も有りますね。その辺もあえてそのまんま(明らかに変になってた物は流石に修正したりとかしましたが)にしてます、時間的経費削減という事で……ね。
現在自分は第8回UF杯に参加しており、そちらの方ももう間も無く終了するのですがそちらの方の記事も書いています。
そっちは最初からココに載せる用に文章を組んでるので多少は読みやすくなってる……ハズです。
地力も文章力も半年以上でどれだけ変わったか、見ものですね。

では、倣楽……違うわ、ネコジタでした〜〜
今後ともよろしくお願い致しますー。

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