自己肯定感のこと/才能と評価の違い

『生き延びるための事務』のジムがまたいいこと言ってました。
成田の意訳です。 ちょっと長文なんですがとても示唆に富んでいるのでぜひ読んでみてください。

・自己肯定感のこと
人はうまくいかなくなるとすぐ才能がないとか自分はどうしようもないと悩みます。
皆さん自分を否定することが好きですよね。でもその自己否定というやり方は間違っています。
みんな自己肯定感なんて言葉に踊らされていますが 自己肯定おかしなやり方です。

肯定するってことは間違っているとわかっているのにそれでもいいやと思って肯定するやり方です。
そんなのいらないんですそもそもうまくいってたらやり方があっていた、以上。自己肯定する必要もありません。

うまくいかないやり方を顧みず自分自身を無駄に疑って怒ってその反動として自己肯定感を生み出そうとしていませんか?
否定すべきは己ではなく己が選んだ方法のみです。

・才能と評価のこと
才能って何のことだと思います? 才能っていうのは いつまでも楽しく好きなことを続けられるということ。
その才能でご飯が食べれたりするかどうかっていうのは才能ではなく評価の話なんですね。
例えばゴッホは売れずに死にました。 でも才能はあった。死ぬ直前まで描き続けていたから。
のちに時代が変わってその新しさが他者によって評価されたけど 才能と評価は別のこと。

そして評価されることを目的にしてしまうと評価されないと作るのが嫌になってしまうんですね。
つまり評価を目的とするやり方は間違っています。ただし食っていくためには少しの評価が必要になります。
話をまとめますと何かをする事に世間の言う才能は必要ありません。
私たちが考える才能はただ毎日続けるやり方で捏造できます。

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評価は見る人によって違いますし日によっても変わっていきます。
他者の評価で気分が変わってしまっては継続して物事を進められません。

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あなたは自分が作ったものが素晴らしいのか自分に作家としての才能があるかどうかなんて分からないんです。
だからこそ人の意見に引っ張られてしまいます。
人はわからないってことに恐怖を覚えその恐怖を取り除きたくなります。
でも本当の評価なんて時間が経たないと分かりません。
人から何と言われようと継続して行くことが重要です

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