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スタートアップ初期フェーズの1人目エンジニアがシリーズBのGaudiyに転職した話

ご無沙汰しております。nekozeです。
2023年9月に Gaudiy のサーバーサイドエンジニアとして入社し、 Gaudiy Fanlink というファンコミュニティのプロダクト開発に携わっています。

この記事では、前職で1人目エンジニアとして働いてた自分がGaudiyに入社した背景と、入社後の印象について語っていきます。


自己紹介

学生時代にプログラミングスクールのインターンからエンジニアとしてのキャリアを始め、その後、新卒で某飲食店サービスを運営する大企業に入社しました。そこからMaaSスタートアップを経験し、前職では知人が運営するエンタメ向けスタートアップに、1人目エンジニアとしてJoinしました。

前職では受託開発を行いつつ、自社プロダクトのPoCをはじめ、ブロックチェーン領域など幅広く業務に携わることができました。開発業務以外にも、なんちゃってレベルではあるものの、プロジェクトマネジメントや採用など、スタートアップ初期フェーズならではの、少数チームで担当領域を越境しながら常にラストマンシップを発揮するような経験ができました。

Gaudiyに入ったきっかけ

転職活動中、数社からオファーをいただきましたが、決め手になったのは2つありました。

まず一つ目は、エンジニアリングスキルをさらに磨きたいという思いです。前職では、エンジニアとしての多くの成長を実感できましたが、やはり1人馬力ですべてをカバーできることは叶わず、インプット量が枯渇してしまい、自分がプロダクト成長の足かせになってしまうといった悔しさがありました。またプライベートにおいても、責任と体力に変化が発生し得る30代が近づく中で、もっと大きな挑戦ができる環境で自分を試したいと考えていました。

二つ目は、前職で直近取り組んできたブロックチェーン領域のプロダクト開発を引き続き行いたいと思ったことです。自身もオタクである上、ファンとしてコンテンツを盛り上げるための手段として、Web3に大きな可能性を感じています。この分野での経験をさらに深めたいと思っていたので、Gaudiyでは、その願いが叶うのではないかと感じ、入社を決めました。

入社後の印象

熱意あふれるメンバー

まず驚いたのは、シリーズBのスタートアップにもかかわらず、まるでスタートアップ初期フェーズにいるようなメンバーの熱意です。皆がプロジェクトに情熱を持って取り組んでおり、そのエネルギーに圧倒されました。

また、メンバーが多い分発生するコミュニケーションの負荷を見直す制度が頻繁にアップデートされており、大規模・小規模スタートアップ両方を経験した自分にとっては、とても恵まれた環境だなと感じました。

スケーラブルな技術スタック

次に感心したのは、システム・組織の両方がスケーラブルな技術スタックを採用している点です。

シリーズBのシステムとなれば、アプリケーション層をはじめとするコードの複雑さや、過去に利用されていた機能などの技術的負債が溜まっている事例がどうしても起きてしまう印象です。でも Gaudiy のシステムでは、マイクロサービスでバックエンドを構築しており、さらに monorepo 構成でレポジトリを管理することで、これらの懸念を解消できるような取り組みを実現できています。

※少し古い記事ですが、以下の記事が参考になると思います。

ベースはGo言語ですが、LLMへの取り組みも行っているため、Pythonを導入しています。これもマイクロサービスで動かしているので、コンテキストの境界線が良い感じに引けていて、チームのアサインもそれぞれに特化したエンジニアをアサインすることができています。

また、インフラ面では最近 Kubernetes の導入も完了しており、開発者体験が非常に良い環境になってきています。

仮説検証とチャレンジ

Gaudiy は不確実性に立ち向かうための土台が用意できているところが魅力に感じました。

開発観点だとイネーブルメントチームの存在、LLMやブロックチェーンなど新しい技術の観点では産学連携や外部パートナーとの連携をしっかり行った上で、エンタメ × 未知数の技術のアウトカムを生み出す上での不確実性に立ち向かえる環境だなと感じました。R&D目線だと、こんなに良い環境は他にないんじゃないかなって思ったりします。

ブロックチェーン技術

ブロックチェーン関連では、特にAccount Abstractionの実装が進んでいることに驚きました。日本でここまで進んだプロダクトは珍しく、その一員として貢献できることに大きなやりがいを感じています。

今後やっていきたいこと

個人的な目標としては、エンジニアリングスキルをさらに伸ばしていくこと。具体的にはLLMに関連する技術をさらに深めていきたいと考えています。

またGaudiyにおける目標としては、1人目エンジニアとして培ってきた業務の領域を超えたオールラウンドな働きかけを起こしてプロダクトづくりにコミットすることです。

Gaudiyは良くも悪くもビジョンドリブンだと感じています。またメンバーも毎月すごいスピードで増えている中で起きがちなのが、プロダクトを過信しすぎたり、コミュニケーション負荷が増えて検証スピードが遅れがちだったりする部分を見かけます。そういった事態が少しでも起こらないように 0→1 を経験してきたソフトスキルを用いて解決していけたらなと思っています。

最後に

この記事を通して少しでもGaudiyに興味を持っていただけると幸いです。
メンバー絶賛採用中なので、ぜひカジュアル面談からエントリーお待ちしております!

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