見出し画像

私が家族療法を学んだ経緯|自己紹介


自己紹介

初めまして。
わたしは茨城県で家族相談士として活動している男でございます(*'ω'*)
主な活動内容は、家族療法の啓発活動と相談活動を行っています。

SNSやWEB上ではSUPERNEKOZE(スーパーネコゼ)として啓発活動や相談活動を行っています。まだ本名を出すか迷っているのでしばらくはペンネームで活動予定でございます(*'▽')

このnoteでは、家族療法について私が実際に勉強している様子をお伝えしていこうかと思います。勉強方法やおすすめの書籍、アニメや映画の中の家族問題を家族相談士として視点でみて模擬シミュレーションしてみたりしていく予定です。

家族療法って何?って思う方も多いと思いますが、それは下記でお伝えするとして、わたしがなぜ家族療法を学ぶことになったのか、その経緯をお話していこうと思います。

私が家族療法を学んだ経緯

  • 幼少期~青年期
    ・夫婦喧嘩の多い両親との間で、それなりにスクスク育つ。
    ・父親はアルコールで度々大きな家族トラブルを起こしてきた。お酒を止めると100回以上宣言したが止めることができない状態が続く。(飲んでいないと嘘を付くことが常態化)
    ・中学生の頃、父への深い恨み?反発心?から、父親を一方的に拒絶して無視する生活が始まる。以後30代になるまでほぼ会話なし。

  • 20~30歳頃まで
    ・対人関係でメンタルダウン多発
    ・パニック障害・うつ病・不眠の症状の開始と本格化(既に寛解)
    ・社交不安障害と発覚(現在はだいぶ楽になった)

  • 30代前半
    父親がアルコールで大きな家族トラブルを起こす。家族全員と絶縁状態となる。

  • 30代前半
    ・母親と私とで大きな喧嘩をし、私が一方的に絶縁。
    ・妻となる人と出会い結婚。
    ・夫婦間で価値観が合わずに喧嘩が多発し互いに疲弊する。
    ・「マンガでわかる家族療法(著:東豊)」と出会い、独学で家族療法を学び実践。

  • ~30代中盤
    家族療法を学んだことで、私と妻に変化が起き、夫婦問題が一気に解決。
    ・独学した家族療法の知見を活かして、私自身の実家族に対して家族療法的な態度で接する。
    ・私と父親が和解。次に私と母親が和解。
    ・父親と他家族メンバーが絶縁状態であり、父親が問題行動に出てしまいより溝が深まってしまう。
    ・私が父親の弁護役と通訳となり、ほかの家族との緩衝材となって話し合いを進める。
    ・話し合い後に父親の問題行動がピタッとなくなる。
    ・家族問題や精神疾患で悩んでいる人の力になりたいと思い、障害福祉分野に転職。

  • ~現在
    家族相談士養成講座を受講し、家族相談士の資格を取得
    ・放送大学の通信課程に入学し、臨床心理士の勉強中
    ・コーチングの資格取得に向けてラッセルウェルビーイングコーチングカレッジに入学し、現在も勉強中

という感じです。
妻との出会いをきっかけに私の人生は大きく好転し始めました。家族療法と出会ったことで大きな変化を実体験しました。

そもそも家族療法って何さ?

すんごい簡単に説明すると


家族の誰かに原因や改善を求めるんじゃなくて、
その家族の中で形成されている性質・コミュニケーション・構造をひとつのシステムと捉えて、システムに対してバランスを整えるアプローチをしていく心理療法です。


例えば、こんな夫婦がいたとします。
▶介護疲れで心身ともに疲弊している妻
妻は夫に対して、休みの日ぐらい家事や介護を手伝って欲しいと怒る。

▶激務で心身ともに疲弊している夫
最低限の家事や介護の手伝いはしており、家ぐらいゆっくり休みたいと怒る。

どっちが悪いですか?
どっちも悪いですか?
どっちも悪くないですか?

家族療法のアプローチ対象は、
旦那様や奥様ではなくて、この状態を構築している家族システムに介入していきます。システムのバランスを整える過程で旦那様と奥様に人為的に変化を起こしていくのです。

”問題のある人”ではなく、”たまたま患者となった人”

先ほどの例で挙げた妻と夫の例で、仮にどっちかに明確な非があるとしましょう。その場合、”問題のある人”を矯正・改善させる目的で周囲は動きますね。

”問題のある人”は矯正をすんなり受け入れそうでしょうか?
それとも抵抗に遭いそうでしょうか?
はたまた双方口論になり泥沼状態となってしまいそうでしょうか?

そもそも”問題のある人”は本当に問題のある人なのでしょうか?

家族のコミュニケーションや構造、社会や環境などの外的な部分の影響などがあるかもしれません。家族それぞれの生い立ちや実家族との関係、自分の中で形成された信念・価値観なども関係してきそうですね。

これを家族療法では、症状や問題を抱えている人をIP(たまたま患者になった人)と呼びます。

家族療法では、誰かに原因や責任を求めません。
家族システムにアプローチをするので、”問題とされている人”にとっても非常に優しい心理療法なのです。

表面上だけ上手くいくことは恐ろしい・・・

仮に”問題とされている人”が改善要求をすんなり受け入れたとしましょう。
表面上では上手くいったように見えます。

しかし恐ろしいのは、問題自体が「見えない病巣化」してしまうことです。我慢・抑圧・自傷行為・加害行為・社会規範に反したストレス解消・精神疾患発症・好ましくない環境の放置など、見えない所で進行することは危険です。

家族療法では表面上の解決を目指さず、まず家族内での共通目標を設定します。そして家族全員で目標に向けて能動的に取り組めるようなアプローチを行っていきます。

家族療法は、誰かが一方的に矯正・治療させられる場ではないのです。

今後の活動:仲間募集&家族問題の無料相談

私は今年2024年に家族相談士となったのでまだまだ駆け出しです。
ワークやシミュレーションを行い日ごろから訓練はしているのですが、実践経験が不足しています。

そこで2つの取り組みをしたいと考えています。

①家族療法に興味関心のある方と繋がりたい

家族療法を勉強している方
家族相談士・家族心理士等の資格保有者の方
心理療法家の方

定期的に集まって意見交換・ロープレ・勉強などを一緒に行いませんか?事例検討やロープレを通して互いにカウンセリング力を磨いていきたいと思っています(*'ω'*)

でもファシリテーションやらされるのかなとか、空気読んだり気を遣ったりするのかな…と思うとなんか気が引けません?そこでまずは私からインタビュー形式で色々質問させてください。(ちなみに私めっちゃ人見知りです。)

どうして家族療法を志したかや、困難を乗り越えた出来事、大事にしている価値観など色々聞かせてください(*'ω'*)

②ひきこもり及び夫婦問題に関する無料相談の開始

率直にお話しすると、私は実践経験を積みたいです。
でも家族相談士としての実務経験は乏しく勉強中であります。

それでも試しに家族相談を受けたいという方がいらしたら、無料でご相談をお受けします。

ご相談内容はひきこもり問題・夫婦問題に限定したいと思います。理由は私が最も貢献したい事象だからです。

今は守秘義務や個人情報の取り扱いに関して所属協会に相談中ですので、相談開始の際はnoteで告知します。

ご相談方法はメール・電話・ZOOMと、クライアント様の一番望ましい方法でご対応したいと思います。

①②の相談先は「X」からご連絡ください(*'ω'*)

まだまだ未熟者ではございますが、応援いただけますと幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?