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読書感想文「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」を読んで。

ろくねんにくみじゅうさんばん、ねこたねこぜ。

ご存知の方がいるかどうかは分からないのだけれど、私は心からYouTubeが好きで、特にいわゆるYouTuberと呼ばれる人達が大好きで、イベントへ足を運んだりツイートをしっかりチェックしたりいいねしたりはしないのだけれど、動画だけは毎日しっかり見ている。

例えば東海オンエアだとか、水溜りボンドだとか、最近のお気に入りはあつしCHANNELという、猫が三匹出てくるやつなのだけれど、マジで癒されるから猫好きのかたは見てみて欲しい。

その中の一人にkemioがいる。

心の中では様付けしてるレベルで好きなのだけれど崇拝しすぎて呼び捨てにしたいみたいな、そんな魅力がkemioにはあって、その伝えたい魅力がぎっしり詰まっている本、それが、ウチら棺桶まで永遠のランウェイだ。

弱冠24歳なのに、この世の真理を分かりすぎている。

分かりすぎているとかいって、お前が分かってんのかって話になってくると思うんだけど、ごめん、私も全部は到底分かりっこないし、恐らく真理だと思っていることも実は裏っ返して真理じゃないかもしれない。

八十代のひとならそういった感想を述べるかもしれないけれど、kemioは、二十代そこそこの人達なら感じたことのある人生の真理を、ダイナミックに口語(kemio語)で、超わかりやすく、いまそこで動画が流れて居るんじゃないかってぐらいのスムーズさで書かれてある。

てゆか、序盤に「両親は私が二歳の頃に天国のギャルになったのね」って書かれてあったのが本当に痺れたよね。なんだよ天国のギャルって。おじさんとおばさんがヤマンバメイクしてブレザー着てるとこ、想像しちゃったじゃん。

本編をざっくりまとめると、kemio自身が受けた虐め、周りと違うことの違和感、エンタメで生きていきたいにも関わらず落ち続けるオーディション、ほっといたらどんどん、病んでいく。だからさっさと次へ行く。っていう考え方だったり、自身のセクシャリティについてだったり。

脳をだます。という表現が後半に頻出してくるのだけど、これは本当の本当に私も人生の処世術だと思っていて、負の感情を向けてくる人や出来事に対して脳と感情のメモリを使うのは勿体ないから忘れてしまおう。私を強くしてくれてありがとう。はい、次。って感じで、私はよくやる。

もちろん出来ない時もあるけど。
でも、なるべくやる。自分の人生をより良く、好きなことだけし続けるために。

そんな共感があり、尚更kemioを好きになりました。

kemio語り終わり。

あ。

もうひとつ好きなところ。

身長が193cmという素晴らしいモデル体型だというところ。

ラスト身長フェチ。

猫背

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