見出し画像

試し読み!! 「銀行マンの凄すぎる掟」の《はじめに》を公開

こんにちは、猫山課長と申します。地方在住の47歳会社員のおっさんです。金融機関に勤めて20年以上が経っています。

そんな私が、このたび初の著書を出版することとなり、あろうことか

Amazonカテゴリー別ランキング2部門で1位・・・・・・を獲得することができました。

今回は書籍のなかの「はじめに」を公開いたします。読んでいただいて「読んでみたい!」思っていただけたら、ご予約いただけると嬉しいです!!

それでは、どうぞ!!!!



+++++++

はじめに

はじめまして、猫山課長と申します。私は金融機関に20年以上勤務する、現役の課長です。おそらくは、この本を手に取られたあなたと同じような、しがない会社員です。

私はインターネットのプラットフォームである「note」で「凡人が自分の半径5メートルを変え、よりよい人生を送るための視点」をテーマに記事を2年ほど書きつづけています。

なぜnoteで発信をしようと思ったかといえば、いまの時代に会社員をやっていくのが本当につらいと感じたからです。そして、このつらさは自分だけのものではない。そう感じたからです。

たぶん、いまあなたもつらいと感じている。 だからこの本を手に取られた。 そうですね?

生きていくにはお金が必要です。凡人がお金を稼ぐには働くしかありません。そして、働くことはたいていの場合、苦行になってしまう。

とくに、金融機関の場合はそれが顕著だと思います。厳しいノルマ、厳格な管理体制、世間の目、上司からの叱責。私はほかの業種で働いたことはありませんが、これほど一貫して人間性を損なう機会がちりばめられている業種を知りません。

金融機関は、人間性を維持したままでは少々困難な業種といえます。お金を扱う仕事とは、そういうものなのか もしれません。そうして、勤務する人間は心を麻痺させ、その世界観に染まっていくことになります。

しかしそれで、勤務する人間は幸せになれるのでしょうか? 自分の心を無視し、価値観、思考、行動、選択、それら人生を左右する基準を、会社の意向に染めあげて本当に幸せになれるのでしょうか?

金融機関は実際の規模とは関係なく、どの会社も組織としては巨大です。いくら個人が「こんなことはおかしい ! 改革すべきだ !」と言ったところでほぼ変わりません。立ち回りにもよりますが、つぶされて終わりです。

会社の意向に従って定年まで働きつづける。現場から見れば、それがもっとも合理的な選択であることに疑いはありません。

しかし、金銭面では会社に隷属することが合理的だったとしても、精神面でヘドロのような不満を日々生み出している状態が幸せであるとはとても思えません。いくら金銭的に不安のない状態であったとしても、自分の内側から腐臭がする状態で何十年も生きていきたいと思うでしょうか?

納得できる日々を生きたい。でも、現状を変えるだけの力はない。

ならば、自分が変化して、世界を見る目を変えよう、世界の見え方を変えよう。

そうすれば、このつらい毎日も違って見えるはずだ。

私は、そんな結論にたどりつきました。 つまりこれが「自分の半径5メートルを変える」ということです。

これでは現状を変えるとはいえず、屁理屈かもしれません。でも、誰にでもできる手法ではあります。そう、この本を手に取ってくださったあなたにも。

私はこの本で、 たとえ金融機関に勤めている人でも、「自分の捉え方で、 世界はいくらでも変わる」ということを示したいと思います。それは、ふつうの人であるあなたにだって可能なはずです。

私はしがない会社員です。きっと、私とこの本をいま読んでくださっているあなたを包む環境や境遇は、とてもよく似ているはずです。であれば、我々は同志です。

我々は、もっと気持ちのいい世界に生きていい。もっと世界を美しいと感じてもいい。その権利はあるのです。

そんなふうに生きるためには、現状を変える必要があるでしょう。ですが、現状は巨大な要塞みたいなものです。個人の力では残念ながら簡単に変えることは不可能です。

しかし、あなたが世界を知覚するのは、あなたの身体と心を通して行われるはずです。ならば、あなたが変化すれば、世界はそのままでも、世界が変わったのと同じ効果が得られるはずです。


世界を変えるのではなく、まずはあなたの「半径5メートル」の見方を変える。

そのための視点を、この本に詰めこみました。

同志よ。どうか、あなたの世界が美しくなりますように。


2023年9月
猫山課長








《面白かった!!と思われましたら下にある❤️をタップして頂けると猫山はとてもシアワセにな気分になれます。よろしくおねがいします!》

【お知らせ】
2023年10月5日に猫山課長初の書籍が販売されます!
是非お近くの書店でご購入またはご予約ください!!
Amazonはこちら↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?