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「お前は何者だ?」に答えられない人は、みじめな人生が待っている

「あなたは、何者ですか?」

そう質問されて、あなたは何と答えますか?



今でも忘れられない瞬間がある。2022年7月のことだ。

その時、僕は熊本県八代市にあるSUNABACO八代に来ていた。猫山課長として初めてリアルで人と会うために、そこに数日滞在する予定だったのだ

初日の夜、SUNABACO様が主催するBBQに同席させていただいた。

20人弱いたと思うけど、周りは見事に知らない人だらけだ。というより、参加者から見れば「コイツだれ?」という感じだったはずだ。

ならば自己紹介をしなければならない。

「どうも初めまして! 僕は……」

そこで一瞬、凍りついた。

「(あれ? いったいなんて自己紹介すればいいんだろう?)」

もちろん「猫山課長です」と挨拶すればいい。けれど、猫山課長ってなに?という人がほとんどだ。

ならば「〇〇をしている猫山課長です」と言わなければならない。でも、noteを約1年ほど書いただけの具体的な実績や肩書きがないただの趣味人だ。とても胸を張って言えるものはない。

なら、いつも通り会社名と本名で挨拶すればいい。そう思った。

しかし、それはおかしなことだと感じた。

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