「可能性の在庫」を抱えて倒産するあなたへ
先日、ハッとするポストを見た。
これは「『自分はやれる』とか言いながら、実際にはぜんぜんやり始めない『やれるやれる詐欺』の、人多いよね」という文脈を受けてのものだ。
やれば、できる。
それは簡単には否定できない。
世間はそんな言説に溢れている。これはもちろん生存者バイアスが大いに効いている が、それでも一定の信憑性はあると受け止められている。
それでも、実際にやってみる人は少ない。というか、ほとんどいない。
確かに、何かを新たに始めるのにはさまざまな障害がある。
道具が必要だったり
時間が必要だったり
家族の理解が必要だったりする。
しかし、そんな御大層な理由ばかりではない、というのが先のポストの主張だ。
そして、
これらを、財務の言葉に置き換えると
となるだろうか。
これはちょっと引くくらい残酷な事実だ。金融機関に勤務しているとそれがよくわかる。
自分自身を、まるで会社のように考えていく。
それは、人間だからこそ許されていた甘やかな事実を全て取り去り、本当の自分を剥き出しにしてしまう。
あなたはそれに耐えられるだろうか?
+++++++
僕は以前、商売をする上で守るべきものを裏ラジオで話した。
その中で、在庫について触れている。
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