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「私、○○と仲良いよ」と、やたら仲良しアピールをしてくる人の心理とは

あなたの周りに、こんな人はいませんか?

「私、○○さん達と仲良いですよ」
「○○と仲良いし、よくご飯一緒に行ってるよ」
「あの子とは本音で話せるんだよね」

などと、ことある事に自分と○○は親密な関係であることを、アピールしてくる人。

それが事実であれば「へえ、そうなんだ。仲良しなんだね」で終わるだけなのですが、問題なのはその話が実はウソだったと分かった時です…。

この記事では、実は仲良しでもなんでもないのに、やたら仲良しアピールをしてくる人について、一体何が目的なのか?わたしなりの見解を綴っていきます。

わたしの周りに居た仲良しアピールをしてくる人

今から10年ほど前の話になりますが、学生時代にやたらと「私、○○と仲良いからよくご飯行くんだよね」「○○とも仲良いし、月に2回は遊ぶよ」と、同性・異性関係なく、わたしとも顔見知りの人達の名前を挙げてくる人が居ました。

仮に、Cさんと呼びます。

Cさんの話を聞き、初めのうちは「そうなんだ!友達多いんだね」「コミュ力高いね」などと、素直に感心していたのですが、時間が経つにつれて徐々に違和感を覚えるようになりました。

あれ?仲良いはずじゃなかったの?

Cさんがよく「仲良い」と話している人達の中に、AさんとBさんが居ました。

ある日、わたしがAさんBさんとお茶をする機会がありその時に、わたしからCさんの話をしました。

「そう言えば、AさんとBさんって、Cさんと仲良いんだよね?」

すると、AさんとBさんは怪訝な顔をしてこう言いました。

「いやいや、別にそんなに仲良くないよ」

「え?でもよくCさんが2人とご飯行くとか遊ぶって話してるよ?」

「確かにご飯に行ったことはあるけど、でもそれは1年も前の話だしなんだったら2回だけ。しかも、私達はCさんと仲良いなんて思ったことない」

「ええ?1年前に2回しか遊んでないのに、それを誇張してるってこと?」

「そういうことになるね…なんで私達と仲良いなんて言いふらしてるのか分からない…」

みんなで、なんだなモヤモヤとした気持ちになりました。

他にも、Cさんが「仲良い」と挙げている人達から「実際にはそれほど仲良くないし、よく遊んだりもしない」「むしろ、Cさんのことはあまりよく思っていない」ということが判明し、みんなで「なんでCさんがそんなウソをつくのか?」と、疑問に思っていました。

10年経って、出た結論

Cさんは、大して仲良くない人のことを勝手に「仲良しでよく遊ぶ」とウソをついて言いふらす。

というのが、周知の事実となりCさんと距離を置く人が増えました。わたしもCさんとはその後、疎遠となり今は連絡もとっていません。

あれから10年経った今、当時のことについて思い出してみて「なぜCさんがやたらと仲良いアピールをしていたのか?」と考察してみました。

  1. 自分に自信がなかった

  2. 人に嫌われたくない

  3. 自分のことを悪く言われたくなかった

自信が無いからこそ、先手を打とうとする

実はCさんは、自分の容姿にコンプレックスを抱えていました。時には自虐ネタとして笑いながら話すことも。

しかし、わたしの周りには誰もCさんのコンプレックスについて、馬鹿にしたり蔑むようなことを口にする人はいません。

なので、おそらくですが幼少期に周りの子供たちから容姿のことで悪く言われたりイジメられた経験があり、次第に自信を無くしていったのではないかと考えます。

そして「人からよく思われないのとを自覚している」「これ以上嫌われたくない」と思うからこそ

「○○と仲良し」だと周囲へアピールし「CさんとAさん・Bさんって仲良いんだ。私はCさんのことよく思ってないけど、AさんBさんには言わないでおこう」と、Cさんに対する陰口を言われないように誘導しているのではないかと、思いました。

このような構図です。

自分(C)と、Aさん・Bさんは仲良し

➞Aさん・Bさんに、自分(C)の悪口を言おうものなら、すぐに筒抜けになる

➞そうなると、あなたはAさん・Bさんから嫌われるよ

➞だから、自分(C)のことを悪く言わない方がいいよ


もし、誰かに自分(C)の悪口を言おうものなら、嫌われるのはあなただよ。

と、牽制してきているのです。

人から嫌われくないが故の、ウソ。


そう考えると、色々と辻褄が合うなと、納得しました。

でも、その作戦は完全に逆効果です。

Cさん=ウソをつく。と認知され、信用を失い、結果として周囲の人から嫌われてしまったのですから。

さいごに

ウソをつくのは良くないことですが、Cさんにとってはこのウソが自分を安全地帯に置くために無くてはならないものであり、ウソをつことで安心感を得られていたのかもしれません。

当時のわたし達は、Cさんに対しどういった対応をするのがベストな選択だったのでしょうか?

正解があるのかどうか分かりませんが、引き続き解決方法を模索していきたいと思います。

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