マガジンのカバー画像

芽日記

4
大人になって初めて種を蒔きまして、育て始めたのは6月3日。 こんな私に、花が咲くまで育てられるのだろうか。
運営しているクリエイター

記事一覧

昨日の芽(7月11日)

雨続き。 心配ごとばかりが起きる。 しかし芽は細々と、生きている。 細々ながらも次々と大きくなっていく芽を前に、どうすれば良いのか立ちすくむ。 その生きるエネルギーを前に立ちすくむ。 ほそぼそとした芽よりも、弱い自分。 生き物を育てるということは、大変なことだと知る。 しかし、立ちすくんでばかりいられない。 植えた責任がある。 一部、植え替えてみた。 どこまで育つかな。 植えた責任はあるが、生きるのは、その者自身。 こちらは、6月末の写真。 他の芽よ

今日の芽(6月29日)

ショーック。 力尽きた方がおられる。 今朝まで元気だったのに。 無理やり埋め直して、立たせてみる。 まだ大丈夫かもしれないと思いたい。 しかし、無理強いすることは、悪なのだろうか。自然に任すべきなのだろうか。 こちらも。 うなだれ具合が悲しい。もうダメなのかい。 やけに細く長く伸びた方。 細くて心配。 葉の先が…何か違う? こちら、やけにカールしたまま、身長が少し伸びた。 今日もみんなそれぞれ。 明日をも知れぬ身を、それぞれ精一杯に生きている。

夜の芽

日曜の夜の芽。 その日の午後、外出先で降りしきる雨を見ながら「ああ、覆いを外してきたけど、コスモスの芽は大丈夫だろうかな…」と考えていた。 昼過ぎまで雨が降らなかったから、覆いをせずに出掛けてしまった。 こんなに降るとは。まあ、仕方ないか。これもまた、あれらの芽の運命。 しかし帰宅すると、芽は無事だった。 ヒョロヒョロの弱々しい見た目だけれど、こちらが思うより強いのだろうと思った。 しかし、一番早く出た芽が一番小さかったり、5日後に埋めた種が先に芽を出したり。

今日の芽(6月27日)

「葉が・・・黒い・・・」 この前は、土が緑で心配した。 葉が黒いのは重症な気がする。 ご病気かしら。 立ち枯れ病かしら。(ネット検索) とか考えながらも、ただ見守るのみ。 新しい芽がニョキニョキ出てきている。 若干、パニック。 「間引く・・・」 移植について調べていたら、ネットにそう書いてある。 しかし、みんな同じように見えて、間引きの基準が分からない。 よって、すべて、一人部屋に引越しさせてみた。 いくつか「あ、根が切れた気がする」と思いながら。